Archive (このブログで「書庫」と書いてあるところ) の ► と ▼ がなんだか気に入らない。ブラウザによっては、表示が変になるのだ。
原因は明らかで、2つの記号の「素性が違う」から:
Unicode
0x25BA
BLACK RIGHT-POINTING POINTER ►Unicode
0x25BC
BLACK DOWN-POINTING TRIANGLE ▼だ。POINTER と TRIANGLE は素性が全然違うので、向きだけが違うわけではなく、見え方自体が全然ちがってもおかしくない。
残念ながら BLACK DOWN-POINTING POINTER という字はないので、 ► は
Unicode
0x25B6
BLACK RIGHT-POINTING TRIANGLE ▶でなければならない。
えっ? ► POINTER も ▶ TRIANGLE も同じだよ、
という方、世の中にはこの2つが違うように見える (前者が後者より痩せて見える) 環境があるのですよ。あるいは、この2つが全然違うように見えている方、全く同じに見える環境があるのですよ。
テンプレートから手の届かない場所にハードコーディングされているので、このバグは Blogger の管理者でないと簡単には除去できません。ちなみに、 Google でちょっと検索をかけたら、同じ悩みの外人さんが1人居ました。
---
とりあえず、メジャーどころのブラウザでは変にならないように、
font-family
を指定するという姑息な技を使っておいたが、 IE6 以下と Win 版の Opera には効果なし…。ま、些細なことなので、気にしない。以上のストーリーは、なんだか「波ダッシュ物語」とそっくり: 昔むかし M という大きな会社は Shift-JIS の 〜 WAVE DASH を Unicode の ~ FULLWIDTH TILDE に写像するという非可逆な(!)実装をしていましたとさ。(これは面白い昔話なので、知らない人は Google 先生に訊いてみよう。笑)
---
というわけで、素性の違うものは見え方が違って当然。手の届かないところのバグは触らず放っておく、それがベスト。
関連ページをYahoo!検索←この記事へのリンクを含むページを表示
Comments 3
『► POINTER も ▶ TRIANGLE も同じだよ、という方、世の中にはこの2つが違うように見える (前者が後者より痩せて見える)…(後略)…』と書いたが、なんと、後者が前者より痩せて見えるような環境もあることが、いま、ネットカフェに入ってみて判明。これは、えーと、えーと…フォントのバグだと思います。(汗)
► BLACK RIGHT-POINTING POINTER が四角い枠になってしまう環境も発見!
そういう環境で、このページを見てる人はまず居ないが。。。
Win 版の Opera 9 と IE 6 にも対応できた。詳細はこのページのソースを表示させればわかると思う。(基本的には Win 用には Arial、その前に Mac 用の Century を font-family に指定。ただし、 IE にはスタイルの優先順などいろんなバグがあるので font と分けて2重に指定してある。)
ちなみに、IE 5.5 だと 下/右 矢印が 大き/小さ すぎる。もう、これ以前のには対応しない。見た目が変なだけであって、読むのには問題ない。
ブログを読もうという人は最古でも IE 6 使ってくれないかなあ、と…。 FireFox ならもっといいし。
コメントを投稿