2009-05-24

kamar kamera

昔から、ピンホールカメラというものの存在だけは知っていた。でも、実際にそれを所有したり、撮影してみたことはなかった:フィルムをセットして、露光時間を決めて撮影、現像、というのが面倒そうだったのだ。それに、ピンホールカメラ本体も、なんだか自作しなきゃいけない、身の回りにある材料で自作していかに綺麗に撮るかが「勝負」、という気配がそのスジの人たちにただよっていたのが恐かった。しかも、大判の白黒フィルムを使い、自分専用の暗室で自ら現像・定着を行うのが掟だったりしそうだし。(誤解だったらごめんなさい。)

デジカメの時代になって、なんと、ピンホールで撮影することが大幅に簡単になっている。最近、そのことが、 ネットを彷徨っていて分かった。つまり、デジタル一眼レフのレンズを外して、ボディーキャップの代わりに、ピンホールをつければいいのだ!

露光時間を失敗したってデジタルだから痛くない:その場で出来上がりを確認できるから光量を測定も計算もしなくていいし、何しろコストはタダだ。便利な世の中になったものだ。

---

ピンホールはアメリカの Lenoxlaser.com で作って売っている "Pinhole Body Cap Lens" を調達した。穴をレーザーで空けているため精度が良い。その代わりこれは高価な部類に属する。

似たようなものを腕前しだいで、ほとんどただ同然で自作することも可能だ。ちょっとネットを検索すれば、そのやり方を紹介するページがいくらでもヒットする。でも、自作は、なんだか面倒くさい。なにしろ腕前は私にはまず確実に無い。自作のお道具を自慢する趣味も全然ないし。

というわけで、 Lenoxlaser。

日本製(ケンコー)のピンホールボディーキャップもあるようだが、高いものを買った方が撮影意欲(道具を使う喜び)がわきそうなので、アメリカ製にした。「根性無し」「自己矛盾」と笑わば笑え。(笑)

---

さっそく、外で景色でも撮ろうかと思っていたのだが、今日はあいにくの雨。とりあえず、試しに、自宅の Mac の回りを撮ってみたのが上の写真。

35mmフィルムよりCCDの面積が狭い、安物のデジタル一眼なので、思ったより画角が狭い(考えれば当たり前だったんだけどね)。あらかじめ調べてたから分かってはいたことだけど、 CCD のゴミがもろに写り込む。うーむ。独特のボケ味はいいんだけど、これは…難しいな。

次は何を撮ろうかと被写体の思案中。。。私の得意な水中じゃあ使えないだろうしなあ。。。

---
今回のエントリのタイトル "kamar kamera" (カメラ部屋): インドネシア語の kamar もラテン語(or ギリシャ語)の camera もたぶん語源は同じで "部屋" って意味なんじゃないかなあ。。。と、ピンホールカメラの歴史を調べていて思った。いつもと同じで根拠ない、けどね。
この下を閉じる このページを印刷

Comments 0