2009-05-23

水中のおと

Google ニュースを見ていたら、トリニティという日本の会社 が H2O Audio 社の新製品

ダイビング用 iPod コントロールユニット「iDIVE300」 (in English)

を輸入して販売しはじめたそうだ。

これは耐圧90m の、 iPod touch / iPhone 兼用のハウジングと、水中で各種操作を行うためのマイクロプロセッサ、水圧に負けない音量を確保するためのアンプ、イヤースピーカーなどのセット。値段は50000円弱。英語版の宣伝ページには「減圧中に映画が見れるよ」なんて書いてあるし。だめですよ、減圧停止の出るダイビングやっちゃ。(爆笑)

それにしても、面白い。iPhone の写真機能は使えるのだろうか?水面で電話は掛けられるのだろうか?誰か買わないかな。(私は、iPod shuffle の愛用者だから、関係ないのだ。)

でも、ダイビング中に水中の自然の音は要らないかというとそうでもない。レギュレータを咥えていても、けっこう普通に話ができてしまうし、音をだす海の生物も多い:イルカ、クジラはもちろん、フグとかテッポウエビとか。魚の大群が向きを一斉に変えるときにだって音が出る。だから、水中で音楽を聞いてしまってそういう音を聴き逃す、ってのは実はかなりもったいないことだ。それに、水面に頭を出す直前にはボートの音がしないことも確認しないと危ないよ。

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この製品とは直接関係ないが、上記のトリニティのホームページ(のブログ)に、デザイナーさんがどういう風に考えて、モノを作っているかというような、インタビュー記事へのリンクがあった。興味深く読めたよ。
"Everything should be made as simple as possible, but not simpler." --- by Dominic Symons

「デザインに中途半端は許されない。極限までシンプルにすべき」

だそうな。上の英文は、デザイナーさんのお言葉そのもの。で、原文のインタビュー記事の日本語訳、なんか違う気がするので、上の日本語は翻訳し直しました。いつものように、私のいいかげんです。(笑)
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