4月26日(土)に竹芝桟橋を出帆するおがさわら丸で、しばらく父島に行く予定にしている。目的はダイビングなので、器材、水中用カメラなどけっこうな荷物になってしまう。
昔は、父島へ行くと、必ず、原付を借りて、それで島を一周したり、三日月山展望台(通称、ウェザーステーション)まで登ったりした。島は坂が多いので、自転車や歩きでは行動範囲が限られるのだ。原付があれば、さくっと夕日を見にいけるし、おがさわら丸出港中しか開店しないという秘密めいたとってもおいしいパン屋さん(ローカルベーカリー。坂の上にある)に焼きたてのパンを買いに行くのだって簡単だ。
でも、現地では原付のレンタル代がけっこう高いのだ。で、最近は、自分のバイクをわざわざ転がして竹芝へ行き、チッキ(受託手荷物)として父島へ運び込んでいる。もちろん、チッキの代金も高いが、レンタル代を考えると2航海以上の滞在なら、かえって安くなる。それになんといっても、自分のバイクだから、楽しさ倍増。
おがさわら丸でチッキにできるのは、125cc以下の原付二種までである。出帆当日のチッキの受付時間内に持って行けば、予約とかそういう手間なしでその場で積み込んでくれる。
250ccとか400ccの中型二輪(や、大型二輪)を父島へ持って行こうとすると、チッキではなく、貨物となってしまい、運送費用がとっても高い(くわしくは調べてないけど)。竹芝出帆当日ではなく、前日に日の出桟橋に持って行く必要もあるらしい。
というわけで、去年、10年以上乗った4輪自動車(ジムニー)を売り払って2輪を買うときに、おがさわら丸に積むことを考慮して、Honda Ape 100 というのにしたのだった。100cc だからパワーはそこそこあるし、リターン式の MT だから運転も楽しい。ちなみに、私は、スクータ、アメリカン、ロータリー式は好まない人なので、125cc 以下といえども Kawasaki のやつとかは却下だ(あれは見た目はかっこいいんだけど、なんでロータリー式にしたんだろうね > Kawasaki)。
当日の朝、Ape 100 を転がして行って、おがさわら丸に乗るというのは、時間がどのくらいかかるかの予測が付かないので、リスクが高い。だから、バイクを持って行くときは、前日に浜松町あたりで泊まることにしている。今回は島嶼会館である。で、泊まると決めてしまえば、ダイビング器材やカメラなどの荷物を島嶼会館に送りつけることもできるので、一石二鳥。えっ?荷物は一航海前のおがさわら丸で父島の宿に送りつければいいじゃん、って?仰せのとおりでございます。でも、なんか、そんなに前から荷造りして準備すると、何を送って何を手に持って行くべきかが分からなくなるのだ。その点、直前の荷造りだと、あれはあそこに入れた、とはっきり覚えていられる。
父島のドライブコースで、私の一押し(?)は、亜熱帯農業センター側から夜明道路に入って、ずーっと走って、長崎展望台のちょっと先の左カーブ。山の中の道から、いきなりパッと視界が開けて、兄島瀬戸や長崎、海岸に白波が打ち付ける様子とかが見える。そこが好き。同じ夜明道路でも、奥村から逆向きに走ったのではこの感動はない。
ちょっとローカルかつマニアックすぎか。。。
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