昨日は、伊豆半島の(あるいは、「西湘」の)福浦というところに潜りにいった。
ここでは普通だそうだが、それにしても。。。透視度はいいところで7メートルくらい。マスクが曇ってるのかと思って、何回も水を入れてからマスククリアしてしまった。
水深8メートルの白くなったイソギンチャクに、3種類のクマノミの小さいのがそれぞれ2匹ずつ居た。ハナビラ、カクレ、トウアカ。どれも伊豆半島付近には生息するはずがない種類のものだ。
なんでイソギンチャクが白いのか。白点病の薬を濃い目に水槽に入れてイソギンチャクを飼うと白くなるそうだ。居るはずのないクマノミは、海水魚屋さんには居る。
こういう「産地偽装」(ヤラセと言ってもいいが)は、大なり小なりあちこちのダイビングポイントで行われているようだ。まあ、現地サービスさんが善意でやっているんだし、実際、訪れる大多数のダイバーは喜んでいるのだと思う。「その魚がそこに生息するか否か」という科学的真理なんかどうでもよくて、ダイビングは遊び。楽しければいいんだから。
でも、いつまでもそんなダイバーじゃダイビングは趣味として続かない。「産地偽装」を笑って見抜くダイバーにならないと。「産地偽装」なんかなくても、そのまま、あるがままで、どこの海に潜っても面白いよ。
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