2008-11-13

パーソナルルール

昔、「見知らぬ人と麻雀を始めるまえに取り決めておくべきこと」という、冗談のようなリストを見たことがある。

食いタンや後付けをありとするかどうか。
裏ドラはそのものか次か。
流し満貫を認めるか。

を始めとして、全部で200項目くらいあったはず。ほとんどありえないような場合に関してまで細かくルールを決めようとすれば、それだけ手間がかかる。普通は最初の2つくらいを決めるだけで、他は全然決めないで打ちはじめちゃう。もう、15年くらい打ってないけど。

で、ダイビング。その人がどこでダイバーになったか、あるいは、どこで潜ってきたか、でその人の立居振舞いが違う。もちろん、その人はそれが正しいルールだと思ってる、あるいは、習慣になってしまっている。ひょっとすると、それが世界で唯一の真実だと思ってる。

ダイバーの振舞いを観察するのが最近とても面白い。別の人のルールを「これが絶対正しい」と押し付けられるのは絶対お断りしたいけど、別の人が信じているそれをあえて否定したりはしない。麻雀と同じで、細かい立居振舞いなんかどうであったとしても、ダイビングは遊べちゃう。ほとんどありえないような場合が発生したって、その場でなんとかなっちゃうし、なんとかできる能力こそあるべき。

以下、私はほとんど「いいえ」だけど中には「はい」もあるからね。念のため。

私が押し付けられたくないルールたち ---
オクトパスのホースは他のと区別するため黄色である。
酸素 21% のタンクで人を潜らせる行為は虐待である。
器材のセッティング前にタンクバルブを一瞬開けて臭いをかぐ。
スクーバダイビングの際もスノーケルは付ける。
器材を背負ったらバディチェックする。
マスクの曇り止めは唾液ではなく専用の曇り止めを使用する。
グローブをする。
ブーツを履く。
エントリ前にコンパスのベゼルを合わせる。
水面では、スノーケル、あるいは、レギュレータをくわえている。
ナイトダイビングの際、タンクにケミカルライトなどを装着する。
ナイトダイビングの間、点灯したトーチライトのスイッチはいじらない。
ナイトダイビングの水面近くではトーチライトを水平方向に照射しない。
ナイトダイビングでトーチライトを円形に動かしたら「OK」の合図だ。
水面や、陸、ボート上でマスクをおでこに上げた状態にしない。
他の指は握って親指だけを上向きに立てたら「浮上」の合図だ。
ダイビングコンピュータの指示には常にしたがう。
ログを付ける。
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まだまだたーくさんある。ちょっとおおやけにできないようなものも多いな。。。上の中でも、何この変なの、と思ったのが、あるでしょ?何でわざわざリストアップされてるのか、その必要性がわかんないのがあったり?

誰かの常識は誰かの非常識。

ダイバーも海の生物の1つ。生態観察、超おすすめ。
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