昨日、今日と、お客さんが多いときにはできない潜り方をしていた。と言っても、別に危ないことをしていたわけではないし、潜った場所は普通のダイビングポイント。違いは、全員の安全管理が「自己責任」だったという点だけ。
普段はお客を案内するばかりで、マイカメラを持って潜る機会の全くない新人ガイドさんも、この2日間は好きなものが撮り放題だった。いい写真は撮れたのかな。
ダイビングの合間、お昼の水面休息中に、昔話から、今は亡き U さんの話題になった。私は、彼が御蔵島に居た頃に会ったことがある。彼は、御蔵島に行く前は、小笠原でガイドの仕事をしていた。 NAUI のコースディレクタとしてかなり熱心に活動してたこともあるそうだ、しばらくやったら飽きちゃったそうだが。でも、水中カメラマンとしての彼、が一番著名だろう。
U さんが、かつて、「ガイドって悲しい仕事だよね」と言ってたそうだ。
わかる。
私ももう、ガイドされるダイビングにお金を払いたくなくなっている。自由にさせてくれる、じゃなきゃダメ。例えば、昨日、今日と狙ってた被写体たちは、自分で見つけた、他人に「ほらほらここに居るよ」とは指させないやつばかり。指さしてる間に引っ込んじゃったり、指さしても何だか判らなかったり、そんな余計な事してたら窒素溜まりすぎちゃったり。
U さんは、御蔵島を去った後、伊那谷に移り住み、最期は自殺した。
私は、かなり気をつけないと。真似したりしないように…。
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