話題がふと途切れた。
そこで彼に言われた。「いとーさん、何か変わった」と。
何が?
小笠原にこんなに頻繁に来ているので、彼とも知り合って長いといえば長い。
自分でどこが変わったか考えてみた。確かに、いろいろ変わった。
たとえば、父島滞在中におがさわら丸が東京から到着すると、以前は誰を出迎えるでもないのに波止場へ行ってたが、もう用がないときは絶対行かない。だって挨拶が煩わしい。内地からの知人との偶然の出会いもなんだかとても面倒。
そのほかにもいろいろ。
おがさわら丸が東京へ向け出港する前夜の、ダイバーの打ち上げの宴会も大抵は一滴も呑まないでローテンション。
ボートをブイに留めてのダイビングだとみんなと一緒に潜らないでソロ活動。
この一年くらいで、私にとってのダイビングがすっかり個人的な遊びに変わってしまった。ガイドとかイントラとかそういうのの舞台裏がすごく分かってしまった、というのがたぶん大きい。知らぬが花だった。
そもそも、私は教えるのも教わるのも嫌いなのかもしれない。みんなと一緒なのが嫌いなのは確実だしな。
ガイドさんにも「いとーさん何かいいのいたら教えてください」って。言われなくても教えます、ってば。(笑)
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