2009-04-22

あかばの味噌汁


今日は、週に約1便の、おがさわら丸が父島に入港する日だ。朝8時過ぎに、村の防災無線(実際は光ファイバ)で入港時刻と乗船客数が音声放送される。300人強、30分遅れての到着。少し揺れたのかな?

この船で到着するゲストも潜るので、今日は午後からのダイビングの予定だ。

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私は、滞在中ずっと自炊にしている。食事を出す宿も多いし、飲食店も多いが、長期で父島に滞在するのなら自炊のできるキッチンありの宿をお勧めしたい。もちろん料理を自分で作れる必要があるが。

おがさわら丸が父島に到着した日の夕方、島に3軒しかないスーパー(小祝、生協、パパイヤ)は、生鮮食料品を求める人たちで想像以上にごった返す。ちょっと買い物に出遅れると野菜やら肉が売り切れていることも稀ではない。

島はほとんどを外部に頼っている。島のスーパーでメキシコ産のアボカドやらチリ産のタコを見ると、なんだか変な気分だ。

そういえばいま、宿の私の冷蔵庫が、完全に空になってしまっている。前回の入港日の時点での食糧計画が甘いとこういう羽目に陥る。冷凍やレトルトの食品(が売り切れでなければ、それ)を買いに行ってしのぐことになる。

ダイビングボートの船長さんが昨日、釣ったあかば(標準和名: アカハタ)を一つ下さった。だから、冷蔵庫が空でも、今朝の食事はあかばの味噌汁。

なんにも無い。でも、あかばはある。これは贅沢だと思う。
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