(Photo: Psenes cyanophrys - juv., Is. Chichi, Ogasawara, Japan. D -3m TL 20mm. 04 May 2009)
携帯電話をつねに持ち歩くようになってから、誰かの電話番号を憶えるということが無くなった。今日なんか、自宅の住所すら忘れてしまって、携帯電話のプロフィール情報 (Menu+0) を参照してしまった:きっちり詳細情報を入力しておいて良かったぁ。
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一方で、ダイビングで見る生物の名前はどうだろう。デジタルカメラを使うようになって憶えないようになっただろうか。
これに関しては、完全に逆だ。
かつては銀塩カメラ(フィルムを使うカメラ)で撮影していたため、「あ、なんか良さげなのが居る」と思ったとしても、ガイドが指差さない限り、「撮る価値がないのだろう」とか思って流していた。無駄打ちは、フィルム代、現像代がかかる。フィルムが水中では交換できないため、 1台あたり最大 36〜37 枚しか撮影できないという制約も大きい。
今は違う。「あ、なんか良さげなのが居る」と思ったら、取り敢えず撮影してしまう。ガイドが指差すかどうかと撮影するかどうかとは、私の場合、ほとんど関係がなくなってしまった。きっちり撮影して記録、後から図鑑で調べる。無駄打ちにコストはかからないわけだし、撮影可能枚数の制約もない。
上の写真も、自分で勝手に撮影したもの、とはいえ、そもそも最近は、ガイドと一緒に潜ってなくてソロ活動だけど…。
かわいいから撮った。そして、かわいいから図鑑で調べ、名前も憶えた。
かわいい、って、とってもトクだ。(笑)
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