今なら、金正日とかイチローにお任せしなさい、ということかな。まさに、当たり障りのない話題といったところか。
実は、この3種類の話題に私はほとんど興味がない。そもそも何も知らない。「ああ、そうですかね」くらいで終わってしまう。でも、ご心配なく。いつまででも黙っていられるし、沈黙も気まずいとは思わないから。
---
話題はそれるが、
「組織を守るため」
と別の知人が明言していたのがとても印象的だった: 彼はG大学潜水サークルの出身で、サークルの活動のことをそう表現したのだ。
詳しく説明しよう。
G大学に限らず、大学のダイビング関係のサークルや部は、奇妙な掟をもち、それを守っている。外部から見ると、とっても変な振る舞いをしていることが少なくない。いま、思いつくだけ列挙する:
- そのサークル(部)以外の人と、在学中は潜りに行ってはならない
- 移動中、宿屋、ログ付けでの話題は「フィンキックがどうあるべきか」が9割であり、海の生物の話は全くない
- 合宿中は打ち上げコンパを除き禁酒
- 潜水前にはバディチェック、指差しながら大声で行うこと
- ビーチからのダイビングの際は、メンバーの半数は陸で海を監視する
- レギュレータは他の荷物とは同梱せず、首に巻いて持ち運ぶ
- ダイビングコンピュータは使用禁止、ダイブテーブルを引くこと
- 18mより深く潜ってはならない
もう縁が切れてしまったが、別のW大学の潜水サークルのお方と2人で潜りに行ったことがある。そのとき、彼女は卒業後、初めてサークル以外の人とのダイビングだった。当時、上のような事情を熟知していたら、私は「初めての人」は避けただろうな。だって「めんどくさい」。(笑)
フィンキックがどうのこうのと4年間(OG でも参加してたみたいだから、4年以上)言われ/言い 続けた結果、ひたすら泳ぐ人が出来上がっていた。水中で止まっていられないのか?海の生物も全く知らないし、興味もなさそうだ。。。もちろん、ゲージは左手にずっと持ったまま、離そうとはしない。18mを超えたってもう誰も怒る人いないのに。(そもそも、18m は 60ft=18.288m の小数点以下切り捨てに起源があるし、 60ft 自体がそれほど深い根拠のある数字ではないんだしね。笑)
というわけで、 G大学潜水サークルOBで "組織を守りきった" 彼は「うちの嫁("堅気" のダイバー)と初めて潜りに行ったときはショックでした」とも言っていたのだが、これは、よくわかる。私と潜りに行ったW大学潜水サークルOGの彼女も、実はショックだったのかな?もう完全にどうでもいいけどね。
これらの奇妙な「掟」は、本当にそのためだけに存在しているとしか言いようがない。
---
でも、実は、ダイビングサークルの掟以外にも、組織を守る、そのためにだけ存在しているものが多くないだろうか。将軍さまのためだけに存在する某国とか。なんだかわけの分からないAOだかBOだかいう占い入試で入って来た学生を粗悪な教員が教える大学とか。
あ、過激になってきたので、本日はこれまで。この続きはないよ。(笑)
[写真:「自分の原チャリを守る猫」、東京都江戸川区篠崎にて。1996年]
関連ページをYahoo!検索←この記事へのリンクを含むページを表示
Comments 0
コメントを投稿