2009-06-09

八丈〜父島

全然、気が付かなかった。もっと派手に宣伝すればいいのに >> 小笠原海運

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東京(竹芝)〜父島を往復している おがさわら丸 は、毎年6月末に1度だけ、八丈島に寄港する。しかし、一般客は八丈島から乗ったり降りたりはできない。

というのは去年までの話になった

さっき、なんの気無しに小笠原海運のウェブページを見ていたら、今年からは「募集型企画旅行」の形で、一般客も八丈島から乗れることを発見:
31500円というのは八丈〜父島の往復運賃(2等)で、竹芝〜父島の往復運賃(2等)42420円より安い。とはいえ、内地に住んでいる観光客にとっては、八丈までの運賃が別に必要だから、時間をお金で買うことになると思うが。

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小笠原海運は、船のチケットだけではなく、船+宿のパック(「おがまるパック」)も販売しているので、もちろん、きっちり旅行業の登録をしている。

で、今回の八丈寄港便。船のチケットだけなのに「募集型企画旅行」:この形式の旅行商品は、旅行会社の営業所があるところか、その隣接市区町村内発着のツアーでないと募集できない。供託金を極めて多額に積んでいる大手の旅行会社以外には、この制限があるのだ。小笠原海運は、本社が田町で、法律上、竹芝と八丈は「隣接している」とみなされているからこそできるワザだ。

なるほど。提携他社が売りやすいし、運賃を安く設定できるし、だから「募集型企画旅行」にしたんですよね?

がんばってるけど、売れてるのかなあ。。。他人事ながら、ちょっと心配。
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