2009-06-08

des boîtes noires

大西洋で飛行機が墜落したニュース (AFP BB News 2009-06-08)

潜水調査艇 Nautile も捜索に動員するそうだ。すごい、「最大潜航深度6000m」だって!

潜水調査艇が、一体どういう構造になっているのかがずっと疑問だった。この AFP BB の図解がとても分かり易い。全体像の右に、円の中に、1人が座っていて2人がうつ伏せに寝そべっている、という図がある。これは側面図だ。

つまり、チタン合金でできた球状の居住空間(運転席)に、図の左側の黄色で示されている機械部分がくっついている、というわけだ。機械部分の空間はすべて液体で満たされる構造になっているのだろう。もちろん、居住空間は大気圧に保たれているはずだ。

あ、潜航・浮上はどうするのだろう?60MPaの気体を用意するのは無理っぽいので、普通の潜水艦みたいに水の出し入れで行うのではなさそう。何もしない状態で中性浮力になっていて全て電動なのかなあ。「垂直スラスター」なんてのも図に描いてあるし。

とにかく、海底への往復だけですごく大変そうなのでした。ブラックボックスがすぐに見つかりますように。。。
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