2009-09-17

最近見た素晴らしくない「努力」の定義

原因と結果を逆転させるのは、小説ではごく普通の手法ではないかと思う。だから、お話として「出来」がいいかどうか(つまり、「へーっ」と感心するかどうか)は、逆転させる対象物による。

ついさっき、こんな作り話を twnovel の方に書いた。
orangkucing #twnovel 天地すらはっきりと分かれていなかった昔、言葉たちはばらばらに漂っていた。ある言葉を別の言葉が追いかけ始め、会話が生まれた。やがて、言葉は、日常や感情を表すようになり、人や王や神や、在るものや無いものを綴った。言葉をつぶやく人間たちは、この世界では最後に出現する。14:24 PM Sep 17th
前半は「日本書紀」、後半はウルル(俗にエアーズロックとも呼ばれる)の伝説のパクリである。

別に、上の話の出来がいいと言いたいわけではない。私もよく用いる「小説の普通の手法」であることを説明しただけだ。

---

さっきはてなをみたら、こんなのにブックマークがたくさんついていた。

そう思うことで、気が休まるかたが多いのなら、どうぞどうぞ。

小説として言わせてもらうと、「成果」と「努力」を逆転しても、出来は最高とは言えませんね。
この下を閉じる このページを印刷

Comments 0