9 Jun から出かける先のインドネシアのリゾートで、この曲には思い出がある。Jamrud (「翡翠」の意)というバンドの Pelangi di matamu (君の瞳の虹)という曲。
このリゾートでは、1日3本のダイビングで、1本目と2本目の間の水面休息時間をボートに乗って過ごすことも多い。休憩中、ボートはどこかの桟橋に係留してあったりするのだが、ガイドが「30分、ここで」と(英語で)客に説明した時、なぜか私とボートマン(現地人3人)が声を合わせて合唱した。"Tiga puluh menit kita di sini ..." (意味は「30分、ここで」)この曲の出だし部分である。ガイド(ニュージーランド人)も、この曲を知っていて、「それ、Jamrud だよね」といい、もう一度、最初から5人で合唱。インドネシアでは有名バンドのスタンダードナンバーである。
知っててよかった。通じてよかった。
以下、この曲の歌詞の日本語訳を作ってみた。原語の歌詞はネットで検索してね。著作権の問題があるかもしれないので、ここには載せない。
----日本語訳、ここから
(女性ボーカル)
30分もここで2人きり、一言もしゃべらずに
あなたの言葉を待つ必要があるってイライラするわ
(以下、すべて男性ボーカル)
たぶん僕は話し方教室に通わなきゃいけない
でも素直に君に伝える必要があるのが嫌だ
こういうことに関する全部を
掛時計にさえカチカチ笑われている
僕が何も言えずにただ黙っているから
怒鳴り声をあげられたらいいのに
君の前で身動きできない自分に
君のほほえみは特別だ
僕は唾を飲み込まざるをえないし
ドキドキして何も言えない
虹がでている
君の瞳に
そして言ってしまいそうにさせられるんだ
「君が大好きだ」と(×2)
いまにも言ってしまいそうだし、ずっとそうだった
次に会う土曜の晩には気持ちを全部うちあけよう
でも素直に君に伝える必要があるのが嫌だ
こういうことに関する全部を
----日本語訳、ここまで
素朴で、いいなあ。告白を先送りにしてしまうところなんかが、特に。
一言、余計なことを書くと、インドネシアでは、デートは土曜の晩(malam minggu)にというのがあたりまえ。あ、ちなみに Minggu malam は日曜の晩。デートの約束を間違えたら大変だ。って、誰もインドネシア語使わないって。
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