特殊記号の読み方 2009-08-03 英語,音楽,数学
月の暗黒面 2009-07-22 音楽,個人的な好み
あの時は誤解されていたのだね 2009-06-08 音楽,個人的な好み
We Will Love U 2009-05-26 タイ語,英語,音楽
ねえ、何か言って 2008-08-31 音楽,個人的な好み,数学
生年月日 2008-08-08 音楽,個人的な好み,自然言語
不眠症 2008-08-04 音楽,個人的な好み,数学
Pelangi di matamu 2008-06-06 インドネシア,インドネシア語,ダイビング,音楽
嵐が丘 2008-05-21 英語,音楽,小笠原


2009-08-03

特殊記号の読み方

「特殊記号の読み方」のページ。この手の話題は、どうやら定期的に盛り上がるようで、今日、はてなブックマークがたくさんついていた。行った先が古かったので驚いた。

でも、リンク先のページを、なるほどね、と思いながら読んでいたら、あれっ?という記述に出くわした: ∴ は、数学記号の「ゆえに」と地形図記号の「茶畑」に使われるのだが、

(誤) ∴ アスタリズム、三つ星

と書いてあったのだ。

そこで、検索を掛けてみた。「三つ星」に関して、有用なページ Messier Catalogue 27: 茶畑記号の老舗 がヒット。

このページによると、「茶畑」の記号と理解する場合は、宇治茶の老舗「三星園」の屋号に由来するそうだ。ならば、「三つ星」と呼ぶのは不思議ではない。

しかし、記号の読み方と言うのなら、数学記号と理解して「"ゆえに" 記号」とでも呼んで欲しい気がする (英語なら "therefore sign")。例えば、卍をその読み「まんじ」ではなく「地形図記号の寺院」と言ったら、間違いではないがひねくれていると思うからだ。要するに主観の問題なのだが。

ところで、「アスタリズム」の方も知らなかったので、"asterism" でヒョウ柄リンゴの英和辞書 (by 小学館) を引いてみた:

⁂ または [これの上下がひっくり返ったもの] 

とある (日本語訳は "三星印")。どうやら、アスタリズムは ∴ のことではないようだ。

以上をまとめると、

(正)∴ therefore sign、"ゆえに"、地形図の茶畑、三星園の屋号
(正)⁂ asterism、三星印

となる。ただし、asterism の方は上下がひっくり返ったも同じ名称だ。

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ところで、「特殊記号の読み方」に関しては Japanese typographic symbols (英語版。日本語版 Wikipedia には該当項目なし) がとても良くまとまっていると思う。英語のページなのにローマ字読みと日本語が付いている。

そこに書いてある「再販期限を表す Ⓧ の記号」、たしかに音楽CDに使われている (写真)。

今まで全然、気がつきませんでした。

2009-07-22

月の暗黒面

今日は日食だった(はず)。うちでは雲で観察できませんでした。

でも、気象衛星の画像ではほーら、こんな感じ。吐噶喇にせまる大きな黒い影が中国大陸に!(気象庁の気象衛星の「日本域, 可視, 拡大, 白黒」の画像、本日11:00撮影より)

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ところで。

日食 (Eclipse) といえば、まっさきに Pink Floyd という昔のロックバンドを思い出すのだが、私が古すぎか。。。

いまや iTunes Store で1500円で買える、 Dark Side of the Moon というアルバムの B 面最後の曲が "Eclipse" というタイトルの曲だ。最後の曲と言っても、実はこのアルバム、A面とB面に収録された曲たちはそれぞれ切れ間なく録音されており、実質的には2曲しかない(昔はLPレコードだったわけで、A面とB面の切れ目だけは曲を連続させられなかった)。

西洋では(インドの)占星術のせいか「月」は狂気と深い関係にあると誤解されている。たとえば、英語の lunatic は、文字通りなら『luna (月を意味するラテン語) に影響された』のはずだが、転じて『精神障害の』『常軌を逸した』の意だ。日本とかイスラム圏とかで「月」は、ウサギ小屋だったり、姫の故郷だったり、とっても青かったり、救急車のマークだったり、"平和でいいやつ" なのに。

というわけで、Pink Floyd のこのアルバムは「狂気」を扱っている。ちなみに、"Eclipse" の1つ前の曲のタイトルは "Brain Damage" だ。

しかし、"Eclipse" の歌詞はとてつもなく素晴らしい。著作権の問題があるといけないので後半だけを引用:

----- 引用はじまり ------

...(省略)...
and all you create
and all you destroy
and all that you do
and all that you say.
and all that you eat
And everyone you meet
and all that you slight
And everyone you fight.
and all that is now
and all that is gone
and all that's to come
and everything under the sun is in tune
but the sun is eclipsed by the moon.


----- 引用ここまで -----

"and" で始まる、対になった韻文をこれでもかこれでもかと連ね、緊張が極限に達した最後の最後に、"but" であっさりひっくり返す。音韻的にも意味的にも(曲も)なんだかゾクゾクする。大好きだ。

でも、ひょっとすると現在なら、
Everything under the sun is in tune, but the sun is eclipsed by the oracle.

が適切かな?

2009-06-08

あの時は誤解されていたのだね

さっき、分かった。

「それは誤解だ」

ったと。

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別に、私がムキになる必要はなくて、 Apple さんの名前の付け方が誤解を招いているに過ぎないのだが。

説明しよう。

私は iPod shuffle (iPod シリーズの中ではローエンド) を愛用している。思い出せば以前に、 iPod classic/nano/touch (のどれか) を使っている数名の人にこんなことを言われたことがあるのだ:「shuffle って、小さくていいなあ。でも、曲がランダムになるのがイヤなんだよね」と(☆)。私が何と返したのかは全く憶えてない。でも、なんとなく、そんな感じのことを言われた、という違和感だけが記憶に残っていた。

で、ついさっき、教えて!gooで、ある種の誤解をしている人(回答番号 No.1)を偶然見つけた:
(誤) iPod shuffle は "shuffle" という名前の通り、曲をランダムにしか再生できない
と。

これは誤解だ。ああ、私に☆というようなことを言った人たちは、みんな同じ誤解してたんだぁ。。。

もちろん、入れた順に再生できますってば!
もちろん、入れる時も、 iTunes での順番通りにできますってば!

たぶん、 iTunes での曲順と同じ順で iPod shuffle には転送できないと思ってる人は、曲の番号の列の一番上の▲のところ(上の画像を参照)が選択された状態になっていないのだと思う。他の列が選択されていると、その列(名前とかアルバムとかアーティストとか)の順で転送される。これはごくあたりまえのことで、使いようによっては便利だよ。

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☆を言われた時、そういう風な誤解があり得るとは夢にも思わなかった。他人は何を考えてるか、本当に分からない。。。びっくり。

Apple さん、こういう誤解されてまっせ。って、実はこれはわざとで、 shuffle より高価な他の iPod を買わせるための陰謀だったりして。(笑)

2009-05-26

We Will Love U

タイ語の勉強を兼ねて、あちらの CD を時々購入している。日本で売ってるお店が何軒かあるが、私は Alphabet Street Records で。

どうやら、お店の方には私が โฟร์ มด (Four Mod) のファンであることがばれたようで、新作が出るたびにメールでお知らせを下さる。(便利で、嬉しいのだが。笑)

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アルバムタイトル曲の "We Will Love U" のサビのところがパクリっぽいと、 Saksak さんのブログに「パクリ疑惑 Four Mod」として書いてある。この部分の元は韓国の女の子4人組の人気グループ Jewelry の曲、と。リンク先のブログからは Four Mod と Jewelry の両方の MV が観られるので、比較してみるのも面白い。

私の感想としても「その部分の曲と歌詞はほとんど同じ」。同部分の I-L-O-V-E (-Y-O-U) の振り付けもパクリだとのご指摘だが、それは… 微妙。体のどこかで文字を作るってアイディアはごく普通だから。

そもそも、 "We Will Love U" というタイトル自体が、Queen の "We Will Rock You" のパクリだし、曲の出だしのドラムスとか、それに続くギターが哭くところとかの雰囲気も Queen の原曲の明らかなパクリ。むこうのブログのコメントでは誰も書いてないのがむしろ不思議。。。当たり前杉だから話題にもならないのか?

Saksak さんはパクリがいやで、 Four Mod の所属している RS レーベルから出てるの全部を聴かなくなったそうだ。まあ、そういう考え方もあると思う。Four Mod の所為ではないが、作曲者などの裏方に新しいものを作る気がない、って断じてる。

でも、パクリもものまねみたいなもんで、芸とも思えて。アルバム "We Will Love U" にはもう一曲、ポップスをそんなに幅広く聴いてるわけでもない私にもわかるパクってる曲 ทฤษฎีหมอนข้าง ( = "抱き枕の理論"☆) がある。元はなんだったかな〜、思い出し中。。。

外国のをパクっているのを知らずに聴いて気に入ってしまう、そしていつの日かどこかでパクリを見破る。どっちの作業も、私にはけっこう楽しいし、その曲を嫌いになったりはしない。(笑)

感じ方は人それぞれ、買う買わないも人それぞれ、ケースバイケースかも。インターナショナルにパクられた側が訴えなければ問題なし、のグレーな世界なんじゃないでしょうか。一般に、売れてるのを売れてないのがパクっても、、、かわいいもんじゃないかなぁ。って、 Queen はとてつもないので別格として、 Four Mod も Jewelry もすごい売れてるみたいだけど。

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付記: アルバムタイトルは "We will love you" だが、歌詞では "I will love you" になってる。Four さんと Mod さんの2人組だからできる、一人じゃできない楽しい言葉遊び。 MV もそんな感じで作られてる。

☆: たとえば今ならここで "抱き枕の理論" を聴けるが、たぶんイリーガル。リンクが切れてたら曲名のタイ文字をコピペしてググれば他にいっぱいあると思う。(念のため: その行為は推奨されないが、事実を述べた。笑)
己のための単語帳。 ทฤษฎี [Skt.] n. 理論. หมอน n. 芋虫, 蛆. หมอนข้าง n. (脇にいる芋虫の意が転じて) 抱き枕.
ありがとうさんいもむしかあさん
--- by Senri M.

写真: 音引「ー」が縦書きでも横棒のままという、海外でよく見かける日本語表記を、We Will Love U のライナーノーツ(っていうの?)の広告に発見。
オ
レ

ビ
ュ
ー
テ
ィ
ー
は宣伝したいキャンディの名前ですね。

2008-08-31

ねえ、何か言って

8月4日の記事以来、鬼束ちひろの音楽(歌詞)に、はまっている。

「だってたとえば、私が居なくなる時には一緒に居なくなって、など言えるはずない」
「だっていつの日か、私の姿が見当たらなくてあなたが狂ってくれる、と思えるはずない」
(両方とも call より)

分かってない人には分かってないことすら分からない。分かってる人には分かる。世の中、そういうもの。分かると、いままでどうして分からなかったのかが分からなくなる。でも、分かってるはずがいつのまにか分からなくなったり。分かるって大変なことだ。

でも、私には、そう言っていいし、そう思っていいよ。だいじょうぶ、前に実行したことあるから、できる。

この blog、ときどき意味不明のエントリがあるけど、今回がその1つ。何か言ってみた、だけ。

2008-08-08

生年月日

今日は北京オリンピックの開会式。8年8月8日。いろんなサイトでコメントされているが、八は発音上、発に通ずる(発は 発財=金儲け のつもり)。だから、東南アジアに渡って苦労して商売している華僑にとっては大吉日であり、共産主義中国にもそれが影響したらしい。8が3つの日は10年に1回はあるじゃん、とつっこまないように。08年08月08日と書けば100年に1回だし、008年008月008日と書けば1000年に1回だ。

せっかく調べたので八と発(簡体字は发。髪の簡体字も同じなので発音を調べるときは注意。また、繁体字は發)の現代中国語の主要方言での発音を pinyin で書いておく。
八: ba1(北) bak4(上) poeh4(台) boih4(潮) bat5(客) baat3(広)
発: fa1(北) fak4(上) hoat4(台) buag4(潮) bot5(客) faat3(広)
(出典: 中国語方言字音データベース)
どの方言でも発音は同じではない。「漢字源」によれば、韻も踏まない(古い中国語で、ともに入声だが、韻母が異なる)。発音が一番似てるのは客家語か。確かに客家語の話者は商売が上手そうだな。

とにかく、それでも今日は、婚姻届を出すカップルやら、むりやり出産する人やら、かの地は大騒ぎのようだ。

誕生日なんていつだっていいのに。あ、航空券のバースデー割引を考えると、重要か。8月8日と関係はないけど。

8月4日のエントリ「不眠症」で、生年月日が全く同じ2人の女性の話を書いた。

私自身について、ついでに調べてみた。生年月日が全く同じの音楽の人、居た。宝野アリカ(宝野ありか、も同一人物)。

「魔女の宅急便」の音楽(の一部)を担当してたんだ。知らなかった。ほう、「ローゼンメイデン」の音楽も?

相当エキセントリックな方のようですね。え?私と似すぎててこわいって?

私もそう思いました。

(ちなみに、宝野アリカは生まれた年を公開していないが、私と同じで「猫年」生まれのはず。←タイ、ラオス、ベトナム、チベット、ベラルーシなどでは干支に猫がある。)

2008-08-04

不眠症


真夜中の2時でも、早朝4時でも、本当に突然、その人は電話を掛けてくる。何ヶ月も電話が無かったり、1日2回だったり。眠くなるまで長電話。

今日はその人の電話でどういうわけか鬼束ちひろ insomnia の「月光」が良いよ、と紹介されたので、電話を切らずにおしゃべりしながら iTunes にダウンロード。おおぉ、曲はもちろん、歌詞がとっても素晴らしいね!!

とにかく、この腐敗した世界は便利であることだけは確かだな。効かない薬ばかり転がってるけど。

ちなみに紹介してくれた彼女と鬼束ちひろの誕生日は年まで全く同じ。なんか、こわいくらい2人は似ている。

How do I live on such a field? こんなもののために生まれたんじゃない。標数2だったりすると、それはそれで暮らしやすいのか、それともやっぱり暮らしにくいのか。。。(わかりにくいが、ここは冗談だよ)

未来への追記: 8月8日と8月9日と8月31日にこの記事の追加があります。

2008-06-06

Pelangi di matamu

9 Jun から出かける先のインドネシアのリゾートで、この曲には思い出がある。Jamrud (「翡翠」の意)というバンドの Pelangi di matamu (君の瞳の虹)という曲。

このリゾートでは、1日3本のダイビングで、1本目と2本目の間の水面休息時間をボートに乗って過ごすことも多い。休憩中、ボートはどこかの桟橋に係留してあったりするのだが、ガイドが「30分、ここで」と(英語で)客に説明した時、なぜか私とボートマン(現地人3人)が声を合わせて合唱した。"Tiga puluh menit kita di sini ..." (意味は「30分、ここで」)この曲の出だし部分である。ガイド(ニュージーランド人)も、この曲を知っていて、「それ、Jamrud だよね」といい、もう一度、最初から5人で合唱。インドネシアでは有名バンドのスタンダードナンバーである。

知っててよかった。通じてよかった。

以下、この曲の歌詞の日本語訳を作ってみた。原語の歌詞はネットで検索してね。著作権の問題があるかもしれないので、ここには載せない。

----日本語訳、ここから

(女性ボーカル)
30分もここで2人きり、一言もしゃべらずに
あなたの言葉を待つ必要があるってイライラするわ

(以下、すべて男性ボーカル)
たぶん僕は話し方教室に通わなきゃいけない
でも素直に君に伝える必要があるのが嫌だ
こういうことに関する全部を

掛時計にさえカチカチ笑われている
僕が何も言えずにただ黙っているから
怒鳴り声をあげられたらいいのに
君の前で身動きできない自分に

君のほほえみは特別だ
僕は唾を飲み込まざるをえないし
ドキドキして何も言えない
虹がでている
君の瞳に

そして言ってしまいそうにさせられるんだ
「君が大好きだ」と(×2)

いまにも言ってしまいそうだし、ずっとそうだった

次に会う土曜の晩には気持ちを全部うちあけよう
でも素直に君に伝える必要があるのが嫌だ
こういうことに関する全部を

----日本語訳、ここまで

素朴で、いいなあ。告白を先送りにしてしまうところなんかが、特に。

一言、余計なことを書くと、インドネシアでは、デートは土曜の晩(malam minggu)にというのがあたりまえ。あ、ちなみに Minggu malam は日曜の晩。デートの約束を間違えたら大変だ。って、誰もインドネシア語使わないって。

2008-05-21

嵐が丘

小笠原に滞在中に、ふと懐かしい曲を耳にした。その曲をiTunesで再生していた人は、特に意味もなく「70年代ヒット曲集」みたいなCDから吸い出した曲を選んでいただけのようだが。

帰って来て、自分も iTunes Store でこの曲を買ってしまった。Kate Bush の Wuthering Hights。じつに懐かしい。

これを昔、聞いていたときには、英語の歌詞も分からないし、「嵐が丘」も読んでない。ただ、Kate Bush の個性的な声が好きで聞いていたにすぎなかった。

今は、ネットですぐに歌詞が見れるが、ああ、そうだ小説の Heathcliff は、Cathy は、そうだそうだ、ドロドロの話だったよな、と分かる。当然、こんな歌詞だったのだ。あたりまえだが、びっくり。

英語とか読書の経験値が上がると、昔、聞いていた曲を再発見することができるのだね。