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昨日の記事の件。潜水しないお医者さまには各種説明の面倒の香りの可能性が高いので、電車を乗り継ぎ、 DAN で調べた耳鼻咽喉科へ。
(付記:ダイビングに理解のある医師の居る病院が DAN Japan
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離島の診療所にはあり得ない、耳/鼻/咽喉 専用の目眩くハイテク医療器具たち。外耳の奥だって拡大して巨大フラットパネルディスプレイでみんなで鑑賞できる。でももう、まる3日経っている。だからそれで見えるような穴は鼓膜に無かった。ほとんど塞がっているということらしい。ただ、外耳気圧を変化させる鼓膜振動度検査では「空気が抜けてます。セットし直してください」と出てた。外耳を塞いで圧かけても耳管から抜けちゃう。
X線だの {気|骨} 導の聴力だのも検査。健康なはずの左耳も低周波方面が軽く不自由なのはご愛嬌。また、職業欄に何も書かなかったので「漁師ですか?」と訊かれた。外耳道がかなり細いから海によく入る人、そう思ったらしい。
キノロン系で細菌の輪状 DNA の複製を妨げ、副腎皮質ホルモンで炎症を押さえる。そういう処方になった。ただし、キノロン経口投与なので、胃とか腸とかに普通にいる細菌もひっくるめて全部死んでしまう。それを補う薬も山盛り。ヨーグルトとかサプリ食べた方がいいかなあw。ついでにめまいを押さえる薬も処方された。確かに、微妙に世界が回り続けている感覚を、昨日、おがさわら丸が着岸した竹芝桟橋からバイクで走って信号で止まる瞬間毎に特に感じた。後輪が右に滑る感じがしたのだ。
そういえば、小笠原診療所で貰った点耳薬のオフロキサシンもキノロン系。真核生物と細菌の DNA のトポロジーの違いを利用する夢の新薬だったんだね。
(上の写真:輪状DNAに働いて抗菌する薬を輪状菓子屋に置いて撮影した図。)
未来へのリンク:この話の続きは 2/15 に書きました。
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