[前回のエントリとか、書くのと校正にものすごく時間が掛かってる。分かりやすく(?)簡潔かつ正確に書くというだけでかなり考えないといけなかったんだから。あれは、本からのコピペじゃなくて再構築なんだよ。]
調子が出てくると、読むスピードが上がる。所要は実質 12 時間くらい?うち、約8時間は昨晩だ。(ちなみに、辞書は1回も開いていない。)
おかげで、現在、完全に昼夜逆転中だ。
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「魔女の宅急便」は、スタジオジブリのアニメと日本語の原作が違うことはうわさでは知っていた。実際に読み終わっても、どっちがいいとか悪いとかそういう比較はできないが。(or したくないが。)
いちおう、感想文:
- 小説なので当然だが、「世界」の設定が細部にまで行き渡っている
- Kiki と Zizi がアニメよりもっと危ない目にあっている(たとえば、上の画像)
- 報酬を度外視して営業していて、これで食って行けてるのかと心配になる
- 高慢ちきな人はみな外見はきちんとしていて、一見変な人が実はかなり優しい
- 舞台となる町や都市がとっても和風(全然、洋風ではない)
第1巻の最後でも、まだクロネコ Zizi は Kiki の言うことを解する (この巻は、Kiki と Zizi が一旦里帰りして 2 年目が始まるところで終わる)。そうじゃなきゃ、物語が続かない。
というわけで、第2巻以降もインドネシア語に翻訳してくれないかなあ。。。(え、日本語で嫁?)
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最後に。実はどういうおべんきょうのために読んでいたかを告白しよう:
リベンジのためだ。
「インドネシア語技能検定」の C 級を取ったあと、 B 級に4回は落ち続けた。もう7、8年も前のことだが。で、これはへこんだ。(未だに B 級は持っていない。)
上のリンク先に「評価基準と査定内容」というのがあるのだが、私がそれより昔 (学習時間120時間程度の頃) に取った C 級は
基本的なインドネシア語を理解できます。挨拶や自己紹介、呼出や伝言、道案内、簡単な手紙、掲示、商品の説明書などが読め、 簡単な文章を書くことができます。が基準だとあり、一方、 B 級は
日常生活や職場に必要なインドネシア語を理解し、口頭で表現できます。簡単な説明、電話の応対や通訳ができ新聞記事が読め、簡単な手紙や説明文を書くことができます。とある。
その「簡単な」の基準の割に、 B 級難しすぎだよ。
とにかく C と B の間にはクリアできない鉄壁があった。 B 級以上にしかない口頭試問で落ちるならまだしも、1次の筆記試験すら1回も通らない。で、私は心の底から完全にめげて、おべんきょうも放棄。だって、B 級もってたって、知名度が低いから誰も評価してくれないし、「B 級の基準」に書いてある「簡単な」ことなら、実際問題として私は全然「困っていない」もん。(←負け惜しみ)
と、インドネシア語検定の悪口を書いたが、気が変わった。次回、リベンジすることにしたのだ。
そのきっかけは、ごく最近になって、公表されている過去問に、リスニングの CD が添付されるようになったこと。これはものすごい変化が検定協会の側にあったことを表す。
というのは、外国語の検定を受けた事のある人なら誰でもわかることだと思うが、部屋の中でどこに座るか、で、リスニングの点数は大きく変わる。もし、「変わらない」という人がいたら、あなたは運がいいか、試験に比べて実力がありすぎるかなさすぎるかのどれかだ。かつて、私が受けて落ちまくったインドネシア語検定のリスニングは、すべて最悪だったのだ:
- 安いラジカセの音源
- S/N の悪い録音(わざと雑踏の中あるいは車の中(!)で録音したとしか思えない)
- 設問も問題文も答の選択肢も1人の中年男性(?)のぼそぼそとした低い声(棒読み)
現実にはこういう状況で会話をすることがあるが、そんなときには相手の目を見て "Haa?" とでも言えば、相手は同じ内容をもう一回言ってくれるのだから何の問題もない。一発で聞き取る必要があるのは雑踏の中の音源ではないと思う。
というわけ。CD を公表するってことは、だから激変。でも、受けてみたら、全然、昔と変わってなかったり。
試験は1月。落ちたら、その結果はこの blog には書きません。都合の悪い事はなかったことにするのさ。(笑)
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