2009-10-08

キャンセルのメールは書かないのが常識?

1ヶ月前くらいに、「ロシアの人が小笠原に行きたがっているので、その仲介をしている」という話を書いた。

そういう場合の契約のルール(キャンセル料とか前金の割合とか)は、とくにひな形があるわけではないので、2ヶ月前までに前金、1ヶ月前までに基本料金の全額、ということにして、請求書を作り、先方にメールで送った。

と、言葉で書くと、簡単そうだが、相当な時間がかかった。なにしろ、こういうケースは初めてなので、転用できるような過去のフォーマットがない。そこから作らないといけなかった。それに、小笠原観光協会に問い合わせても、英語で書かれた、陸上のツアー等の「料金等も含めた詳細なページ」は発見できなかった。

こんなので、小笠原は世界遺産になって平気なのか?とすこし思ったが、話は逆で、世界遺産になればお金が出て来て、あっというまにこんなのは整備されてしまうのだろう。

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で、上の、私の努力は全く意味がなかった。

ロシアからは前金の入金がないのだ。メールで催促しても、返事すらない。失礼な。

でも、こういうことは初体験ではない。昔、インドネシアの某所でも同じようなことがあった。そのときは、行こうと思っていた予約だけ済んでいる場所に、そろそろ入金しなきゃ、と思っていたら返事がなかった。何度メールを書いても、返事がないので、あちこち調べ回った結果、そのリゾートは潰れていることが判明したのだ。

ビジネスなんだから、返事ください。潰れたのなら、予約している人全員にお知らせ出してください。

と思うのだが、これは実は日本の常識であって、世界の常識ではないのかもしれない。世界の常識は「お金の損失がない場合にはメールは出さなくてよい」なのかな、と今回の事件で考えなおした。

次回からは、こんなにめげなくなる、はず。(今回は、そうとうめげて、倒れていました。)
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