2008年12月29日の記事の中に、 Coto Makassar を試そうと思って云々、と書いた。
Coto Makkasar について、インドネシア語版の Wikipedia に簡単な記述があったので、日本語に翻訳してみた。間違ってたって知らないよ。
--- 日本語訳
Coto Makassar (チョト・マカッサル) あるいは Coto Mangkasara (チョト・マンカサラ) は、南スラウェシ州 (Selawesi Selatan) マカッサルの伝統食である。この料理は牛のモツ(内臓)を長時間煮込んで作る。牛モツに牛肉を混ぜて煮込んだのち、一口大に切り*、そして独特な方法で下ごしらえした香辛料を用いて味を付ける。 煮込みは椀に盛られ、ちまきと "burasa" (訳注:インドネシア標準語では buras。米と、ヤシの実ジュースをバナナの葉で包み、蒸して作る菓子) とともに供される。 最近は、 Coto Mangkasara はほぼインドネシア全域の、路傍の屋台はもとより高級レストランにいたるまで広まっている。2008年11月からは、ガルーダ・インドネシア航空国内線マカッサル発着便の機内食メニューの1つに Coto Makassar が加わる予定だ。
--- Dari Wikipedia bahasa Indonesia, ensiklopedia bebas
[*: 原文では diiris-iris。インドネシア語の mengiris-iris は「切る動作を複数回繰り返す」という広すぎる意味範囲を持つ翻訳困難な単語。日本の料理用語の「刻む」に近いが、切った結果が「細かい」というニュアンスは全く無い。 Coto Makassar に関しては、 Wikipedia の写真を見るかぎり一口大に切ってあるので、ここではそう訳出した。]
なるほど、ガルーダのマカッサル線に乗れば、 UPG を彷徨わなくてよくなったんだね。というか、 Wikipedia の記述にある通りで、考えたら、インドネシア国内のどこででも食べられる料理だった。
もともと、なんでこんなにこの料理にこだわっているかというと、私が「モツ煮」が好きであるということ以外に、思い出があるから。それは、インドネシア人に「"Tunggu sebentar" は日本語で何て言うの?」って訊かれて「チョットマッテネだよ」と答えたら、相手が冗談でチョットマッカサールと騒ぎ始めたというもの。たわいないけど、当時はチョトマカッサルなる物の存在自体を知らなくて、冗談の意味が分からなかった。のちに、町でそう書いた看板を見つけたときにとても驚いた記憶がある。ちなみに、 coto はインドネシア標準語では soto、同じく Makassar は Makasar と綴る。
今度、インドネシアに行く機会があったら、どこかで試してみよう。その後、自宅で試作もしてみたいな。レシピと写真を blog に載せたい、という欲求があるし。
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