ダイヤモンド 2009-08-31 インドネシア,インドネシア語,ダイビング,タイ語,資格試験,自然言語
インドネシアの少数民族、ハングルを公式文字に採択 2009-08-06 インドネシア,インドネシア語,自然言語
2割が「幻の本」になる 2009-08-01 Googleを使っても見つけられないもの,英語,個人的な好み,自然言語
Titipan Kilat Penyehir (読了) 2009-07-14 インドネシア語,資格試験,自然言語
迷路人さんちが面白い 2009-07-06 資格試験,自然言語,旅行業
ことわざ人類学 2009-06-01 個人的な好み,自然言語
reCAPTCHA 2009-05-28 Blogger,自然言語,数学
kamar kamera 2009-05-24 インドネシア語,個人的な好み,自然言語
こくれんこうとうむけい 2009-05-19 個人的な好み,自然言語
不一致の音 (WHICH NOTE) 2009-05-11 英語,個人的な好み,自然言語
生物多様性 2009-05-07 ダイビング,英語,自然言語,生物,旅行業
動揺しながら航海中 2009-05-06 ダイビング,自然言語,小笠原,船
地味にバグ取り 2009-04-01 Blogger,Web,自然言語
西南極 2009-03-22 英語,自然言語
Shell 要らないもんね 2009-03-21 Blogger,CGI,Web,自然言語,数学
Blogger の機能を増設中 2009-03-10 Blogger,自然言語,اللغة العربية


2009-08-31

ダイヤモンド

twitter の側にはつぶやいてしまったが、バサラカクレエビという標準和名のエビが居る(写真では真ん中あたりに下向きに)。
[Photo: Periclimenes amboinensis, Pulau Tomia, Sultra, Indonesia. Aug.2005]

このエビの学名 P. amboinensis はインドネシアの古い港町 Ambon に由来し「アンボン産の」という意味だ。実際、

川本剛志、奥野淳兒
エビ・カニガイドブック2 − 沖縄・久米島の海から
(株)阪急コミュニケーションズ、2003年7月17日 初版

において標準和名が提唱されるまでは、小さくて綺麗なこのエビのことを、マニアなダイバーたちは勝手に "アンボン・クリノイド・シュリンプ" と呼んでいた。(ただし、クリノイド = crinoid はウミシダの意。)

分類学では、新しい学名や標準和名を付ける際、命名の由来も記すことが推奨されている (参考: ICZN Appendix B. 5)。上に掲げた 川本・奥野(2003) p.155 によると、標準和名の由来は、
本種の色彩は宿主によって大きく異なるが、原色の複雑な模様を呈している個体が多い。戦国時代の武将にみられる派手な化粧や服装をした振舞いを「ばさら」と言うが、本種の模様をそれに見立て、バサラ(婆娑羅)カクレエビの名前を提唱する

とある。

南北朝時代の武将で、婆娑羅すぎて「バサラ大名」とまで呼ばれてしまったのが佐々木導誉だ。一昨日、ちょっとした個人的事情で、日本史の参考書をパラパラめくっていて発見した。この参考書には「バサラにはダイヤモンドという意味があるという」とも書いてあった。

分かった!そういうことなら、バサラは vajra (サンスクリット語。वज्र) が語源だ。意味はまさにダイヤモンド。タイ語でも phét (เพชร) という語として借用されている。(ただし、タイ文字の綴りを見ないと、発音「ペッ」がどうして vajra に関係するかは全く分からない。)

というわけで、こういう些細なことで喜んで、素晴らしきムダ知識を1つ仕入れたのだった。(笑)

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[Photo: Cycloes granulosa, Is. Ani, Ogasawara, Japan. Dec.2008]

そういえば、頭という表題のエントリで書いた、カラッパに近い仲間のカニ「カラッパモドキ」の写真があったので、載せておく。カラッパはインドネシア語の kelapa に由来するという話を書いたのだった。

2009-08-06

インドネシアの少数民族、ハングルを公式文字に採択

韓国とインドネシアの温度差が凄い。爆笑ですよ。

まず、韓国側。タイトルのニュースは韓国発の日本語版:
【ソウル6日聯合ニュース】独自の言葉はあるが表記する文字を持たないインドネシアの少数民族が、ハングルを公式文字として採択し本格的な教育を開始した。海外でハングルが公式文字として採択されるのはこれが初めてで、ハングル世界化プロジェクトが実を結んだといえる。
訓民正音学会と学界が6日に明らかにしたところによると、インドネシアの南東スラウェシ州のバウバウ市(ブトン島)はこのほど、現地の少数民族チアチア族の言語を表記する公式文字としてハングルを導入した。
人口6万人余りのこの民族は、文字を持たないために母語教育を十分行えず、母語喪失の危機にあった。これを知った訓民正音学会関係者がバウバウ市を訪れハングル採択を提案し、昨年7月にハングル普及に関する了解覚書(MOU)が締結され、韓国の学界も教科書を製作した。
先月21日にはチアチア族密集地区の小学生40人余りにハングルで表記され教科書が配布され、週4時間の授業がスタートした。書き方と話し方、読み方から構成されるこの教科書は、すべての文字がハングルで表記されている。民族言語と文化、ブトン島の歴史、社会、地域の説話などで、韓国から伝わる童話も入っている。
市はまた、この地区近くの高校に通う生徒約140人に対し、韓国語の初級教材を用い、韓国語を週8時間ずつ教えている。
市は9月に「ハングルセンタ」ーを着工する一方、ハングルと韓国語の教師を養成しハングル教育を他の地域にも拡大する計画だ。このほか、地域の表示板にローマ字とともにハングルも併記する。ハングルでつづった歴史書や民話集などを発行する取り組みも進める。
教科書編さんを主導したソウル大学言語学科のイ・ホヨン教授は、「ハングルは、文字のない民族がアイデンティティと文化を保存する上で大きく役立つだろう」と期待を示している。

さて、では、インドネシアのニュースではいったいどう扱われているのだろうか。全国紙ではなく、南東スラウェシ州ブトン島の地方紙 Radar Buton の記事にしか該当するものを見つけられなかった:
Selasa, 28 Jul 2009, | 22

Bahasa Cia-Cia dalam Abjat Korea

BAUBAU- Setelah Bahasa Wolio disusun dalam abjat Korea, kali ini giliran Bahasa Cia-Cia. Peresmiannya dilaksanakan bertepatan dengan ritual Mataa di Kelurahan Gonda Baru, Kecamatan Sorawolio, belum lama ini.

Launcing alphabet Bahasa Cia-Cia ke Bahasa Korea, diwakili Prof Le Ho Yung. "Orang Korea (Le Ho Yung, red), tertarik dengan aneka bahasa di Buton, salah satunya Bahasa Cia-Cia, yang saat ini belum mempunyai aksara," kata Sekot Baubau, Suhufan, kemarin.

Kata dia, guru besar dari Korea itu menyatakan pulau sekecil Buton dan Baubau, ternyata tersimpan banyak bahasa. Alhasil, kristalisasi kerja sama tersebut kembali dipertegas dalam acara malam ramah tamah Festival Perairan Pulau Makasar (FPPM) ke-2. Le Ho Yung turut hadir.

Untuk menyukseskan komitmen tersebut, pihak Pemkot berencana membangun sebuah lembaga bahasa. Diantaranya, menjadikan Bahasa Cia-Cia sebagai satu pelajaran muatan lokal, ditingkat SD, SMP, dan SMA, misalnya di Sorawolio.(p8)

上のインドネシア語記事の日本語訳を作ってみたのが以下(ただし、インドネシア語 Korea は朝鮮と訳出した):
2009年07月28日(火)22時(UTC+8)

ハングルでチアチア語

【バウバウ発】 すでにウォリオ語はハングルで書字化されているが、今度はチアチア語の番だ。公式発表は、さきほど、ソラウォリオ郡ゴンダバル村のマター (Mataa) の儀式と同時に行われた。

チアチア語の文字を朝鮮語表記として立ち上げたのは、Le Ho Yung 教授を代表とするチームだ。"現代でも文字を持っていない、ブトンのいろいろな言語、その1つがチアチア語ですが、それらに魅力を感じたのが朝鮮人(編集部注: Le Ho Yung)です" とバウバウ市広報の Suhufan 氏は昨日、語った。

同氏によれば、朝鮮から来たこの大先生はブトンやバウバウのようなちっぽけな島に実はたくさんの言語が保持されていることを明らかにしたのだという。けっきょく、Le Ho Yung も出席した第2回マカッサル島「水の祭典」の懇親の夕べの行事において、上述の研究成果はもう一度、皆の前で披露されることとなった。

この学術的な提言を役立つものとするために、市当局側は言語関連の1部門を創設する予定だ。それまでの間、チアチア語は例えばソラウィリオなどで、小中学校、高校での地域学習の1教材となる。(p8)

私の個人的意見としては、インドネシア人は一般的に言って遠来の客に非常に礼儀正しい。しかも「大学教授」はとくに田舎ではめちゃくちゃ尊敬されている。これらの点は日本人以上だと思う。

また、文中の「水の祭典」をネットで調べたところ、インドネシア語の別の記事がヒットした。日本でいうところの「お祭り」そのものであって、どんちゃん騒ぎとみなして良い(マカッサルに縁のある島の持ち回りのお祭りの、今回の開催地がバウバウ)。そして「マターの儀式」は、ソラウォリオ郡ゴンダバル村の人たちの出演による、お祭りの出し物の1つだ。

バウバウの名無しさん曰く
「遠来の威張ってる大先生に失礼があってはいけないんだけど、どうすればいいのかわからない…。そうだ!今度の祭りの出し物にしてしまおう。えっ、言語部門だって?何のことだお前正気か、ここはインドネシアだぞ。」
という裏事情があったのではないのかと私の想像が走り出して止まらない。

いくらでも他につっこむところがあるが、結論としてのコメントは2言だけにしておく:

韓国、寒い。みっともない。

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付記: 写真は 2008年6月10日。Bau-Bau の対岸近くにあたるスラウェシ本島の Kendari 空港にて撮影した、空港の看板。このときは、Tomia 島に行く飛行機が悪天候のために Kendari に避難したのだ。ちなみに、Tomia の人に私が聞いた話でも、 Tomia あたりでは島や下手をすると集落ごとに言語が違うから共通語としてインドネシア語はありがたいのだ、とさ。(← インドネシア語がとっても簡単な文法と文字の言語だから、ですよ。)

己のための単語帳: red = reduksi, Sekot = Sekretaris Kota, Pemkot = Pemerintah Kota

2009-08-01

2割が「幻の本」になる

数日前に、国立国会図書館に調べものをしに行った(★)。

そのとき、ちょうど「40年前のアポロのアセンブラソースコード」がネットで 話題になっていた。

関係はないが、そういえば20年以上前に、私は、アセンブラで書いたもので原稿料を貰った事があるぞ。と思い出し、そのソースコードが掲載されているはずの雑誌も国会図書館でついでに探してみた。もっと正確に言うと、行く前に既にネットからの検索は試してあった。しかし、検索できなかったので、現場でもというわけだ。

無い。

工学社の「I/O」という月刊誌の1記事として掲載され、全く同じ内容が「I/O別冊」にも載った。2回、きっちり原稿料を貰ったことまで憶えている。現物も送って貰った記憶があるのだが、引っ越しの時に捨ててしまったようだ。

国会図書館が所蔵する、工学社が発行した本や雑誌の一覧を見ても、それらしき「別冊」がない。そもそも、その時代の、I/O 本誌の方も所蔵が欠けている号が多く、しかも何やら図書館側が「作業中」ということで所蔵号すら閲覧できない。

とりあえず、あきらめた。しかし、たぶん「これか?」という書名だけは、同社が出版した別の雑誌の広告から読み取っておいた。

---

日本には 納本制度 があるので、国内の普通の出版物ならなんでも、国会図書館に行けばあると無邪気に信じていた。無かったとしたら、誰かが盗んだとか破損したとかじゃないの、とも。

実際、このとき(★)は、同じくらい昔の、地方紙 "新潟日報" のある特定のページを見るのが目的だったのだが、昭和61年5月7日の夕刊第1面がそれだった: 雪と青空の美しいカラー写真だったはずがモノクロに変換されていてひどくがっかりはしたものの、お目当ての写真付き記事そのものはしっかりとマイクロフィルムに焼き付けられ保存されていた。

考え過ぎと笑われるかもしれないが、永遠に残ると安心していた「自分の痕跡」が、じつは既に失われていたとしたら、これはひどく悲しい。自分には邪魔で捨ててもいいと感じる、その同じものを、他の誰かには大切に保ちつづけて欲しい。そういうわがままなものは世の中に他にもたくさんある気がする。 Honi soit qui mal y pense. ;)

上にあげた Wikipedia の "納本制度" の項目を読むとこんなことが書いてある: 出版した者には納本の義務があり、もし怠った場合には罰則もある。ただし、実際には8割程度しか納本されていない。

とくに、マンガやサブカルチャーは納本されていないことが多いそうだ。そうか、1980年代のIT関連の雑誌(当時は「マイコン」雑誌と呼んでいた)は、サブカルチャーの同人誌だったのか。

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でも、書名の目星がついたおかげで、昨晩やっと、ネットで見つけた。ある公立図書館の保管庫にあると分かったので、今日、さっそく見に行って来た。

というわけで、探していた本はこれ:

6809 活用研究 (I/O 別冊)
1989年1月20日 初版発行
編集: I/O編集部

pp.75-77 が私の書いた部分: ネット上に目次の画像もあったので、現場に行く前に分かっていた。ちなみに掲載されたアセンブラソースを再現したのがこれ。いまこれを読むと、まるで別人が書いた物のように見え、個人的にはつっこみどころ満載。(汗)

まあ、アポロとは比べ物にならない、埃のようなエピソードですが。

ともかく。所蔵していてくださって、ありがとうございます >>世田谷区立中央図書館さま!!

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付記: 1980年代の富士通製マイコンや MC6809 に関しては、画像(上に引用)、書籍の情報ともにOh!FM-7ミュージアムが何かと一番詳しい。

2009-07-14

Titipan Kilat Penyehir (読了)

2009-07-09 のエントリからだいぶ時間が経ってしまったが、読み終わった。

[前回のエントリとか、書くのと校正にものすごく時間が掛かってる。分かりやすく(?)簡潔かつ正確に書くというだけでかなり考えないといけなかったんだから。あれは、本からのコピペじゃなくて再構築なんだよ。]

調子が出てくると、読むスピードが上がる。所要は実質 12 時間くらい?うち、約8時間は昨晩だ。(ちなみに、辞書は1回も開いていない。)

おかげで、現在、完全に昼夜逆転中だ。

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「魔女の宅急便」は、スタジオジブリのアニメと日本語の原作が違うことはうわさでは知っていた。実際に読み終わっても、どっちがいいとか悪いとかそういう比較はできないが。(or したくないが。)

いちおう、感想文:
  • 小説なので当然だが、「世界」の設定が細部にまで行き渡っている
  • Kiki と Zizi がアニメよりもっと危ない目にあっている(たとえば、上の画像)
  • 報酬を度外視して営業していて、これで食って行けてるのかと心配になる
  • 高慢ちきな人はみな外見はきちんとしていて、一見変な人が実はかなり優しい
  • 舞台となる町や都市がとっても和風(全然、洋風ではない)
要するに、原作はアニメとはまた違って、魅力的でした。

第1巻の最後でも、まだクロネコ Zizi は Kiki の言うことを解する (この巻は、Kiki と Zizi が一旦里帰りして 2 年目が始まるところで終わる)。そうじゃなきゃ、物語が続かない。

というわけで、第2巻以降もインドネシア語に翻訳してくれないかなあ。。。(え、日本語で嫁?)

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最後に。実はどういうおべんきょうのために読んでいたかを告白しよう:

リベンジのためだ。

「インドネシア語技能検定」の C 級を取ったあと、 B 級に4回は落ち続けた。もう7、8年も前のことだが。で、これはへこんだ。(未だに B 級は持っていない。)

上のリンク先に「評価基準と査定内容」というのがあるのだが、私がそれより昔 (学習時間120時間程度の頃) に取った C 級は
基本的なインドネシア語を理解できます。挨拶や自己紹介、呼出や伝言、道案内、簡単な手紙、掲示、商品の説明書などが読め、 簡単な文章を書くことができます。
が基準だとあり、一方、 B 級は
日常生活や職場に必要なインドネシア語を理解し、口頭で表現できます。簡単な説明、電話の応対や通訳ができ新聞記事が読め、簡単な手紙や説明文を書くことができます。
とある。

その「簡単な」の基準の割に、 B 級難しすぎだよ。

とにかく C と B の間にはクリアできない鉄壁があった。 B 級以上にしかない口頭試問で落ちるならまだしも、1次の筆記試験すら1回も通らない。で、私は心の底から完全にめげて、おべんきょうも放棄。だって、B 級もってたって、知名度が低いから誰も評価してくれないし、「B 級の基準」に書いてある「簡単な」ことなら、実際問題として私は全然「困っていない」もん。(←負け惜しみ)

と、インドネシア語検定の悪口を書いたが、気が変わった。次回、リベンジすることにしたのだ。

そのきっかけは、ごく最近になって、公表されている過去問に、リスニングの CD が添付されるようになったこと。これはものすごい変化が検定協会の側にあったことを表す。

というのは、外国語の検定を受けた事のある人なら誰でもわかることだと思うが、部屋の中でどこに座るか、で、リスニングの点数は大きく変わる。もし、「変わらない」という人がいたら、あなたは運がいいか、試験に比べて実力がありすぎるかなさすぎるかのどれかだ。かつて、私が受けて落ちまくったインドネシア語検定のリスニングは、すべて最悪だったのだ:
  • 安いラジカセの音源
  • S/N の悪い録音(わざと雑踏の中あるいは車の中(!)で録音したとしか思えない)
  • 設問も問題文も答の選択肢も1人の中年男性(?)のぼそぼそとした低い声(棒読み)
教室の後ろの方に座ったら、それだけで零点は確定だった。(笑)

現実にはこういう状況で会話をすることがあるが、そんなときには相手の目を見て "Haa?" とでも言えば、相手は同じ内容をもう一回言ってくれるのだから何の問題もない。一発で聞き取る必要があるのは雑踏の中の音源ではないと思う。

というわけ。CD を公表するってことは、だから激変。でも、受けてみたら、全然、昔と変わってなかったり。

試験は1月。落ちたら、その結果はこの blog には書きません。都合の悪い事はなかったことにするのさ。(笑)

2009-07-06

迷路人さんちが面白い

ついこの間から、この blog の右段に迷路人さんのブログ「大陸浪人のススメ 〜迷宮旅社別館〜」へのリンクを貼っている。そして、結果的に、自分の blog を更新するついでにいつもチェックを入れてしまっている。

あちらは、(2ch 的なノリが食わず嫌いな人には向かないが) 2ch の "良スレ" の醸し出す芳香を持つ。広告がめだたないというのも、私好み。ついでに、タイトルが「旅社」なのも、まるでうちが真似しちゃったみたい(念のため:因果関係はないよ)。

(すでに昨日になってしまった) 今日は、数日前に起こった、上海で建築中のマンションが倒れたニュースの話題が迷路人さんのところで取り上げられていた:日本と中国のそれぞれのネット民の反応が、あまりにも面白かった。あっちのブログで長居 (ROMです) をしてしまって、こっちのブログの更新がおろそかになってしまった。今回は、えーと私は、もともと blog に何を書こうと思っていたんだっけな。。。

あちらは、何よりも、内容(題材の選び方、翻訳、注釈)のレベルがとーんでもなく高い。いいなあ、中国語ができて、いろいろ知っている人は。

とりあえず、今は、迷路人さんが翻訳してくださったのと、元の中国語のを対照して見るようにしている。漢字だから、原文もぼんやり意味が分かってくる(これでは、発音できるように永遠にならないけど)。

そのうち、直接、原文が読めるようにならないかな、なんて夢想したりしてね。(ファンタジーです。笑)

そうか「コピペ」は「複製粘貼」というのか。って、いろんな言い回しに、子供のように、いちいち感心してる。←いまここ

うちのブログでおすすめしてるブログはおすすめですよ。ってば、おすすめ。

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と、他人様をすごい、とかうらやましがっている暇があったら、自分も出来る範囲で、ちょっとはネットに奉仕しなきゃね。(上の画像。たぶん、少し貢献できたw。)

2009-06-01

ことわざ人類学

奥歯の詰め物が取れた。1年以上も前に。

ずっと放置していたのは、行きつけだった歯医者へ行くと、おそらく治療より予防に熱心な名医だからだとは思うが、「あなたはストレスマネジメントができていないから取れるんです」と、電気ドリルを片手に長時間説教され、かなりのストレスが溜まるから。どうも、各種ストレスで奥歯を強く噛みしめる癖が私にはあるようで、摩耗が速いらしい。歯医者のストレス圧力によって、治療速度と摩耗速度が変わる(ル・シャトリエの法則。あれ?逆か)。さて、行きつけだった歯医者の場合、どっちが速かったのだろうか。(笑)

実際、同じ箇所の詰め物が取れたのは4度や5度ではない。だからもう、どうしようもないのだ。ストレス云々ではなく、私のはすぐ取れる、そういう結論に到達した。

ところで、天地がひっくり返っても「ストレス管理せよ」とは患者に言わない、そういう歯医者が、それほど珍しくもないある特定の場所には必ずある。そういうことに最近やっと気がついた。なんでもっと早く気がつかなかったんだろうな。

ということで、今日、行って来た。ほーら、ストレス・フリー。来週には歯の穴がリニューアル・クローズされる予定だ。歯に詰まってるのが平衡状態になってくれるといいけど。。。(sigh)

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歯医者からの帰り道、本屋さんで米原万里さんの遺作が文庫本になったのを発見、購入。

他諺の空似 (たげんのそらに)、光文社文庫
ISBN978-4-334-74596-7

面白くて一気に読み終えた。

下ネタも満載なのに、なんだか気品があり、学術的。いいなあ。芸風を真似したい。

普通な書評とか、(特に、故人の生前の知り合いが)思い出話を書いたものは、ネット上でいくらでも見つかると思うので、この blog ではそういうのを一切カットして、以下は独自な視点から [私にウケた下ネタをここにバラしたい誘惑を押さえて、その他のまじめな内容の中から「あ、これは!」というのが次の2つ。 (2) と すごく個人的な(1)]:

(1) 「大山鳴動して鼠一匹」に相当するラテン語の成句 (p.82)
Parturiunt montes, nascetur ridiculus mus

私の高校の先生(山岳部顧問)のあだ名の由来は実はこれだったのか!?あの敬愛すべき先生に ridiculus という形容詞はあまりにもピッタリすぎるし、大学でラテン語の講義を取っていた、山岳部同期の F 君(故人。法学部だった)が「大山鳴動してムス一匹」と大笑いしていたのをとつぜん思い出した。当時、「理系命」(命の字の縦棒はながーーく書くこと) の私には言っても分かるはずはないので、笑いの理由を教えてくれることは無かったけど。。。

高校生だからそんな知識はあり得ないだろうと侮ってはいけない。実際、「ばぁ」というあだ名の先輩が居て、顔が婆さんみたいだからかと思っていたら、姓が「神谷」だからだったりしたのだ。部活動には大学に進学した先輩がコーチを勤める(私も数年やりました)という伝統もあったから、そっち方面からの知識の流入もあったはずだ。

(2) 上の写真。これはこの文庫本の中扉だ。題名、サブタイトルと著者名との間に、謎めいた絵が配置されている。これの意味を正確に把握できる方が居られたら、ぜひ、ご教示頂きたい(どこにもこの謎めいた絵の注釈はないのだ)。

この絵に関する、いまのところの私の憶測:
1976年に型番411として認可、共産主義体制下のルーマニアの Sibiu という町の『新技術公団』から Lei 10.70 (Lei はルーマニアの貨幣単位) で発売の、箱に入った「囚人用玩具作成キット」のラベルだ。書いてある絵は、組み立てた玩具(足を浮かせたまま端から端まで棒を転がしながら移動する遊び道具)を屋外に設置し遊ぶ政治犯。

ではないだろうか?ちなみに、かつての『新技術公団』の電話番号はたったの5桁の 1 47 31、住所は P-ţa Unirii nr. 4, Sibiu (Sibiu は UNESCO の世界都市遺産に指定された美しい町だ。 P-ţa は「広場」の意)。まさにこの広場で最近撮影された超美麗な写真を Flickr に発見。

上の憶測が当たっていたら。。。なぜ、この本のここにこの絵があるのかが少しわかる。病床で原稿を書いていた米原さんの心情を推し量ってしまった。

憶測、間違っていても叱らないで。ストレス溜めたくないから。。。(泣き笑)

2009-05-28

reCAPTCHA

ブログを書くことと、連絡先を明記することの関連について、ちょっと考えてた:

この blog の私の「詳細プロフィール」(右段下の方から行ける)には、筆者への連絡先として、本物のメールアドレスがさっきまで晒されていた。一応、内容には責任を持ちたいし、間違いがあったときにご指摘くださる方が居られるといいな、と思ったから。匿名でコメントできる、そう設定してるのも、同じ考えでだ。

でも、スパム業者のロボットに、晒しているアドレスが収集されはしないのか、と、ずっと怯えてた。

ふと思い立って、今日、Blogger の「詳細プロフィール」画面 → Contact → Email の部分の XHTML ソースを読んでみた。うわーっ、 Blogger (Google?) さん、ダメだよーこんなんじゃ:ソースコード上では、"blogナマのアドレス.biz" となっており、JavaScript を使って、頭の "blog" と尾の ".biz" をカットしてから閲覧者に見せる(閲覧者のローカルのメーラーを立ち上げる)だけの仕掛けだ。

私がスパム業者なら、 Blogger でブログを書いてて、かつ、「詳細プロフィール」にメールアドレスを晒している人の、生きのいい ( = 更新が頻繁なブログの) メールアドレスだけを収集するのが簡単にできる。やらないけど。


というわけで、もう手遅れかもしれないが、 Blogger の「詳細プロフィール」でメールアドレスを直に晒すのは止めにした。代わりに使ったのが reCAPTCHA (上の画面キャプチャを参照)。メールアドレスを知るためには、歪んだ文字を読む必要があるようにしたのだ。

reCAPTCHA を使ってメールアドレスをロボットから隠すサービスは、元祖 CAPTCHA の発明元の Carnegie Mellon University のもので、無料。なんと太っ腹、すばらしい。

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(re)CAPTCHA は初期のものは既に自動的に解読できてしまうそうだ。つまり、コンピュータの技術が進歩した結果、ちょっとぐらいなら字が歪んでいても、人間だけでなくコンピュータも読めてしまうようになったというわけだ。そこで、 CAPTCHA にはさまざまな改良が加えられていった。結果として現在は、字の歪みが増大し、読ませる単語が2つになり、綴りの意味が必ずしも無い、というように変化してきている。実際、現在の reCAPTCHA は、コンピュータにはまだ読めないかもしれないが、人間にはすでに読めないことがしばしばある。(笑)

ここで利用した Carnegie Mellon University の reCAPTCHA サービスは、閲覧する人間が読めなかった場合も叱ったり終わったりせず、別の歪んだ文字を出す「不良返品交換」ボタンが付いている (左上の画像のボタン)。これはすごく重要な機能だ。歪んだ字が読めなかった、ってだけで、ほとんどの人がかなりイライラするからだ。日本人の場合は特に、英語にコンプレックスがあったりもするから、イライラは爆発、もうこんなブログなんか読んでやらない、になりそうだ。

というわけで(?)、私のメールアドレスに関しては、とりあえずは安心。

だが、油断はできない。解読する方の技術はどんどん進歩しているのだから。。。

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関連記事:2008-08-11 CAPTCHA認証は“終わった”技術なのか――有効性を疑問視する専門家たち (月刊 Computerworld 2008年10月号に掲載) の中で紹介の "Quantum Random Bit Generator Service: Sign up" が面白い、いや違う、笑える。

人間にしかできない作業をさせ、スパム業者のロボットを防ぐということで、

三角関数の微分係数とか、多項式の零点とか、整数の四則演算とかの答を要求してくる

のだ。たまに、三角関数を用いて記述された「定数関数」の微分係数が出題されたりもするよ。

正答が絶対値の小さな整数に限られているようなので、コンピュータに対して何の防御にもならないのは確実だ。その一方、人間は高校(今は「ゆとり」の所為で、数学の科目を全部とらないと、弧度法とか三角関数の微分とかは無いんじゃないかな?)で、もし習ってたとしても忘れてるんじゃないかなあ。。。

興味深かったのが、わざと専門家向けの記号を使って問題を困難にするつもりはないはずなのに、ハンガリーのこのサイトは、

1. 1変数関数の導関数も偏微分記号で表す(しかも、演算子記法!)
2. 代入は、制限写像の記号で表す

という流儀だ。つまり、こういう記号で中・高等教育をやってるってこと。合理的、かつ、進んでるなあ。。。

数学記号って、実は全然、世界共通じゃないんですよ。日本人が学校で習っている数学記号は「日本教育用方言」なのでした。(笑)

2009-05-24

kamar kamera

昔から、ピンホールカメラというものの存在だけは知っていた。でも、実際にそれを所有したり、撮影してみたことはなかった:フィルムをセットして、露光時間を決めて撮影、現像、というのが面倒そうだったのだ。それに、ピンホールカメラ本体も、なんだか自作しなきゃいけない、身の回りにある材料で自作していかに綺麗に撮るかが「勝負」、という気配がそのスジの人たちにただよっていたのが恐かった。しかも、大判の白黒フィルムを使い、自分専用の暗室で自ら現像・定着を行うのが掟だったりしそうだし。(誤解だったらごめんなさい。)

デジカメの時代になって、なんと、ピンホールで撮影することが大幅に簡単になっている。最近、そのことが、 ネットを彷徨っていて分かった。つまり、デジタル一眼レフのレンズを外して、ボディーキャップの代わりに、ピンホールをつければいいのだ!

露光時間を失敗したってデジタルだから痛くない:その場で出来上がりを確認できるから光量を測定も計算もしなくていいし、何しろコストはタダだ。便利な世の中になったものだ。

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ピンホールはアメリカの Lenoxlaser.com で作って売っている "Pinhole Body Cap Lens" を調達した。穴をレーザーで空けているため精度が良い。その代わりこれは高価な部類に属する。

似たようなものを腕前しだいで、ほとんどただ同然で自作することも可能だ。ちょっとネットを検索すれば、そのやり方を紹介するページがいくらでもヒットする。でも、自作は、なんだか面倒くさい。なにしろ腕前は私にはまず確実に無い。自作のお道具を自慢する趣味も全然ないし。

というわけで、 Lenoxlaser。

日本製(ケンコー)のピンホールボディーキャップもあるようだが、高いものを買った方が撮影意欲(道具を使う喜び)がわきそうなので、アメリカ製にした。「根性無し」「自己矛盾」と笑わば笑え。(笑)

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さっそく、外で景色でも撮ろうかと思っていたのだが、今日はあいにくの雨。とりあえず、試しに、自宅の Mac の回りを撮ってみたのが上の写真。

35mmフィルムよりCCDの面積が狭い、安物のデジタル一眼なので、思ったより画角が狭い(考えれば当たり前だったんだけどね)。あらかじめ調べてたから分かってはいたことだけど、 CCD のゴミがもろに写り込む。うーむ。独特のボケ味はいいんだけど、これは…難しいな。

次は何を撮ろうかと被写体の思案中。。。私の得意な水中じゃあ使えないだろうしなあ。。。

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今回のエントリのタイトル "kamar kamera" (カメラ部屋): インドネシア語の kamar もラテン語(or ギリシャ語)の camera もたぶん語源は同じで "部屋" って意味なんじゃないかなあ。。。と、ピンホールカメラの歴史を調べていて思った。いつもと同じで根拠ない、けどね。

2009-05-19

こくれんこうとうむけい

昨日のエントリは、実は、あるユースホステルの談話室からの投稿だった。3日間、朝から夕方まで、都内に居ないといけないように予定を入れてしまったので、通うのが面倒、ラッシュが嫌いなので、泊まることにしたのだ。

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昨日の「漁さん」の話を、もっと内容を膨らまそうと思って推敲していたら、夕方、ちょっと話をしたおじいちゃん(と言ったら失礼だったらごめんなさい)が、スペイン人と話すのに巻き込まれた。けっこう、外人さんの多いユースホステルだ。

このおじいちゃん(日本人)、とにかくよくしゃべる。こういう人、私は超苦手。

訊きもしないのに自分は国連高等弁務官(のアルバイト)をしてるだの、いままでに145ヶ国を訪問しただのの同じ自慢を何回も繰り返して言う。まあ、すごい勢いでビール飲んでたから酔ってたのだとは思うが。缶ビールをどっさり、目の前に置かれて「飲め」と私とスペイン人は言われたんだけど、私は基本的に飲まないんだよね。

で、スペイン人のお兄さん、日本語ができた。

こういう状況だったら日本語を分かり易く喋るのが一番、なにしろここは日本だから、と思うが、そうはいかなかった。

おじいちゃん、英語に自信がありすぎ。しかもスペイン語も少しできた(本人はスペイン語が完璧にできるとおもってたみたい)。

けっきょく、4時間くらい。おじいちゃんのわっかりにくい英語とスペイン語、東南アジア蔑視に付き合って疲れた。

私は「ダイビング」に狂ってて、インドネシア語とタイ語勉強してます、っていってるのに直しても直しても「サーフィン」だというし、この間までクアラルンプールに駐在していたというわりには、マレーシア人の自分の友達の話しかしないし。

私は「インドネシア語なんか勉強しても食えないでしょ」とか、あー、いっぱい暴言吐かれたなあ。私はスペイン語もほんの少しならわかるし、訊かれたからTOEICのスコア (充分高いです。笑) までも彼に申告したのに、スペイン人の言うこと、自分の言うこと、いちいち通訳してくれて、それが間違えてるし。。。私の言うこともいい直すし。面倒くさいじゃないか。

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国連、深刻な人材難ですか?

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2009-05-19付記:

やっぱりどう考えても変だ。このおじいちゃん、国際的なユースに出没して英語(スペイン語)で威張るという「心の病気」なんだと思う。国連うんぬんも変。なんて言うのかなあ…偏見かもしれないけど、そういう人にあるべき知的/紳士的雰囲気が漂ってなかったもの。(笑)

彼は、現在の日本国旅券で、まだ、北朝鮮へは旅券法違反になるから行けないと思ってたし:面倒だから聞き返さなかったけど、いったいどの昔のパスポートの話だい?(北朝鮮に対しては、2006-10-13から現在に至るまで、外務省から渡航情報「渡航を自粛してください。」が発出されているのは確かだが、旅券上で禁止されていた昔とは異なる。)

このおじいちゃん、次は金沢に出没する、って確か言ってた。金沢付近のホステラーの方々、お楽しみにね。この人を見分けるポイントとしては、若かりし頃、暁星高校(?)で英語と仏語を教えていたことがあるとか言う、のもあるかな。目撃したら教えて、って、私はもう、この手の人には会いたくない。(笑)

2009-05-11

不一致の音 (WHICH NOTE)

森博嗣の本がけっこう好きだ。とりわけ、一番古い「創平&萌絵」シリーズと、比較的新しい「スカイ・クロラ」シリーズが。

と書くと、けっこうオタクっぽいが、アニメになったスカイ・クロラは見るつもりが全くない。原作のイメージと不一致なのが分かっているから。

本で読んだのとイメージが不一致だった、といえば、アニメの「ゲド戦記」。これの原著 "Tehanu" は Ursula K. Le Guin's Earthsea Cycle の第4作目。1〜3作目を乱暴にとばしてしまっては、 Ged や Tenar がどんな人なのか、全くわかんないのではないだろうか。あ〜あ、やっちまった、という感じだ。(ちなみに、英語の原書で読めば、1冊あたり 700 円程度。日本語訳を購入するより安上がりだ。使われている単語もそう難しくないよ。)

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そういえば、森博嗣。「封印再度」という題の作品があるが、サブタイトルが "WHO INSIDE" になっていて、感心した。こういうシャレもあるんだ、と。

ひょっとすると、私にとってはストーリーの面白さより、修辞テクニックの方が重要なのかもしれない。

(上の写真のタイトル: 「Bとは言ってない」)

2009-05-07

生物多様性

この blog の2009年4月29日の記事を書きながら、いろいろ調べていた。

メカジキが記載されたのは、 "動物" の学名の原点たる

Caroli Linnæi... Systema naturæ per regna tria naturæ, secundum classes, ordines, genera, species, cum characteribus, differentiis, synonymis, locis. Tomus I. Editio decima, reformata. Holmiæ, Impensis Direct. Laurentii Salvii, 1758.

に於いてだ (p.248, l.-4)。つまり、 Xiphias gladias は "動物" の学名としては世界最古のうちの1つなのだ。

上記の本をスキャンしたものが、 Biodiversity Heritage Library から無料でダウンロードできる。ネットって本当に便利だ。

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ここで出て来た "biodiversity" という英単語は、海外のダイビングリゾートの宣伝文句にしばしば含まれる単語だ。この場合は、要するに「海の生き物がいろいろ居まっせ」という意味なのだが、ちょっとシャレて

bio-diver-sity

などと書いてあることも多い。なにしろ、 diver 向けの宣伝なのだから。

このシャレを「日本語訳」してみた:

「せいぶつのいろんなスタイル」

これでは、無理があり杉?

2009-05-06

動揺しながら航海中

さっき、「内地」に帰って来た。小笠原もずっと雨だったが、帰って来ても雨。なんだか、がっくり。

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専門用語、業界用語、というほど特殊ではないが、島へ行ったことがないとわからない単語がいくつかあるようだ。

たとえば、「内地」。本州にずっと住んでいる人には「外地」と対比する言葉として認識されがちで、おおげさに聞こえる。でも、北海道や沖縄、離島では、その場所から見て、本州(四国、九州を含む場合もある)を指す、普通の言葉だ。

もう1つの例として、今日、実際に私がその意味を問われたのが「本日は海上不良のため、本船は動揺しながら航海しております。廊下や階段をご通行の際には充分ご注意ください」という、おがさわら丸の船内アナウンス。

「本日は海が荒れているため、本船は転覆するのではないかと不安に怯えながら航海しております」

と、その問いを発した人には思えたらしい。

そうだよね。「動揺」って語は、普段は心理的な状態に対してしか使わないものね。

わかんない人がいるような語を使う船内アナウンスって、どうよ、とか言ってみる。

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Photo: Stylocheilus striatus, Is. Ani, Ogasawara, Japan.  D -9m, L 20mm.


2009-04-01

地味にバグ取り

今日は (今日も?) Blogger テンプレートを地味に直した。以下の話はブラウザの環境によってはエイプリルフールのネタにしか見えないが、だからといって嘘ではない。

Archive (このブログで「書庫」と書いてあるところ) の ► と ▼ がなんだか気に入らない。ブラウザによっては、表示が変になるのだ。

原因は明らかで、2つの記号の「素性が違う」から:

Unicode 0x25BA BLACK RIGHT-POINTING POINTER ►
Unicode 0x25BC BLACK DOWN-POINTING TRIANGLE ▼

だ。POINTER と TRIANGLE は素性が全然違うので、向きだけが違うわけではなく、見え方自体が全然ちがってもおかしくない。

残念ながら BLACK DOWN-POINTING POINTER という字はないので、 ► は

Unicode 0x25B6 BLACK RIGHT-POINTING TRIANGLE ▶

でなければならない。

えっ? ► POINTER も ▶ TRIANGLE も同じだよ、

という方、世の中にはこの2つが違うように見える (前者が後者より痩せて見える) 環境があるのですよ。あるいは、この2つが全然違うように見えている方、全く同じに見える環境があるのですよ。

テンプレートから手の届かない場所にハードコーディングされているので、このバグは Blogger の管理者でないと簡単には除去できません。ちなみに、 Google でちょっと検索をかけたら、同じ悩みの外人さんが1人居ました。

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とりあえず、メジャーどころのブラウザでは変にならないように、 font-family を指定するという姑息な技を使っておいたが、 IE6 以下と Win 版の Opera には効果なし…。ま、些細なことなので、気にしない。

以上のストーリーは、なんだか「波ダッシュ物語」とそっくり: 昔むかし M という大きな会社は Shift-JIS の 〜 WAVE DASH を Unicode の ~ FULLWIDTH TILDE に写像するという非可逆な(!)実装をしていましたとさ。(これは面白い昔話なので、知らない人は Google 先生に訊いてみよう。笑)

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というわけで、素性の違うものは見え方が違って当然。手の届かないところのバグは触らず放っておく、それがベスト。

2009-03-22

西南極

3/19 のニュースから。
A lot of Antarctic ice looks set to melt over the next 100 years, with the entire West Antarctic ice sheet likely to melt within 1,000 years, scientists say.

The meltwaters, and thermal expansion as the world's oceans warm, are likely to trigger sea level rises measured in metres, rather than the 59 centimetres currently predicted by many climate scientists.

When similar melting already under way on the Greenland ice shelf is taken in to account, average sea levels are likely to be 12 metres higher than today - over a long period - with 5m of that rise coming from West Antarctica.
(Published: 7:42AM Thursday March 19, 2009; Source: NZPA)

日本語でも配信されたニュースで、要するに「西南極 (West Antarctica) の氷床が溶け始めるよ。長い間には平均海面が 12m 上がりそうで、そのうち 5m は西南極の氷のせいだよ」ということ。

温暖化こわい。

実は私は、西南極という言葉を知らなかった。この記事を読んで、南極に西も東もないだろ?と最初は思ってしまった。

南極大陸の西半球部分を西南極っていうんですね。調べて分かった。(恥…)

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West Antarctic [adj. 西南極の] という英語は面白い。以下、英語版 Wikipedia であちこち調べたののまとめ:

まず、 arctic [adj. 北極の] はギリシャ語の名詞 άρκτος 「熊」に由来する。ギリシャ語の名詞を形容詞化したのが αρκτικός (arktikos) 「熊の近く」。

熊は、おおぐま座 (Ursa Major) や こぐま座 (Ursa Minor) の「くま」のこと。こぐま座付近に大昔から天の北極があるので、「くま」の近くといえば、北極のあたりというわけだ。蛇足: ursa はラテン語で「熊」を意味する。遠い将来、天の北極はケフェウス座に移動する。

で、 anti-… というギリシャ語由来の接頭辞で「…の反対の」を表して、antarctic という語ができた。さらにそれに west がくっついちゃった。

西(反(熊に近い)) だ。わっけ分っからん…。遠い将来は 西(反(カシオペアの夫に近い)) か 西(反(アンドロメダの父に近い)) だったりして?

2009-03-21

Shell 要らないもんね

レンタルサーバを借りている、という話は、最近、何回か記事にした。今回はレンタルサーバの話題。

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「自作の CGI が設置できること」

このたった1つの条件の下、なるべく安いレンタルサーバのプランを探した。そして、見つけた格安サーバと契約した。その時点では、
プログラミング言語は Perl とか PHP とかのスクリプト系しか使えない、だって、 shell (ssh) が使えないから、 ftp しか手がないもんな

と思っていた。

でも、気がついてしまった:なーんだ、ちょっと頭を使えば(使わなくても?私が馬鹿だっただけ?)なんでもできるじゃん。理論的には、値段がかなり高い「shell 利用可能プラン」と完全に同じことができる。違いは、 shell 無しはとんでもなく不便、という点のみ。そういうのは私はむしろ面白いと思うほうなので、我慢して、楽しんじゃう。よかったよかった、 安いプランにしておいて。(笑)

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手始めに、mathTeX



をレンタルサーバ上にインストールした。 mathTeX は、 数式を画像として表示させる CGI だ。サーバ上の本物の LaTeX と、画像ツール dvipng を動的に実行してくれる。

mathTeX は C で書かれているので、レンタルサーバ上でコンパイルする必要がある。念のため: 自宅とレンタルサーバは環境が違うから、自宅でコンパイルしたバイナリをサーバに持って行ってもダメ、動くわけないからね。

mathTeX のインストールが終わったのを一人で祝して、テストしてみる。 TeX などの数式清書系 (?) では一番最初に書くべきお約束の数式だ (いわば、Hello World! に相当する、かな?)。

わーい!

ちなみに、上の数式は HTML で
<img src="http://myservername/mypath/mathtex.cgi?$$x=\frac{-b\pm\sqrt{b^2-4ac}}{2a}$$">
と書かれている。緑色部分は LaTeX そのもの。(ちなみに、どうせばれるのに隠した部分は qwnp 避け。)

これで、きれいな数式を blog で手軽に使える。実は、他人のサーバにある mathtex.cgi を勝手に使って負荷かけちゃ悪いと、長いあいだ遠慮してたんですよ。ちなみに私のサーバは、えーとえーと…負荷対策で制限かけてます。ですから、他のサイトからは私が今回設置した mathTeX は使えません。ごめんなさい。(この制限をクラックして破るのはほんの一瞬でできますが、ご遠慮ください。自分でサーバ立てましょう。笑)

数式も blog にいっぱい書いちゃうぞ。
CGI だって C で書いちゃうぞ。

2009-03-10

Blogger の機能を増設中

Blogger のテンプレートを玩んでいた。

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まず、フィード関連。

気分屋なので「チェックしてないと気が済まない」という物事はこの世に存在しない。ニュースだってテレビだって全然見ないときは見ない。というわけで、フィード関連は、これからも自分では使わない。と思う。

しかし、もちろん自分の好みは関係がない。

他人が便利に見てこその blog なので、フィード関連を充実させてみた。ラベル毎の投稿フィードを自動的に作成する JavaScript がクリボウさんのところにあった。おお、これはすばらしい!ありがとうございます、使わせていただきます。

でも、せっかく JavaScript の関数 encodeURIComponent() を使うのだから、 Unicode で表せる言語は全てサポートしたい。つまり、左→右と左←右のように書字方向が異なる言語が混在していても大丈夫にしないと。そして、例えばアラビア語で blog をやってる人にも使えるようにしないと。

そのためには以下のように、 data:blog.languageDirection に関連する2ヶ所(本質的には1ヶ所)を変更するだけで良い。

<ul>
<b:loop values='data:labels' var='label'>
<li>
<b:if cond='data:blog.url == data:label.url'>
<span expr:dir='data:blog.languageDirection'>
<data:label.name/>
</span>
<b:else/>
<a expr:dir='data:blog.languageDirection' expr:href='data:label.url'>
<data:label.name/>
</a>
</b:if>
(<data:label.count/>)
<script type='text/javascript'>
var icon = &#39;src=&quot;http://sites.google.com/site/onecotravel/icons/icon_feed12.png&quot;&#39;;
document.write(&#39;&lt;a title=&quot;Posts feed on this category&quot; &#39;);
document.write(&#39;href=&quot;/feeds/posts/full/-/&#39; + encodeURIComponent(&#39;<data:label.name/>&#39;) + &#39;&quot;&#39;);
document.write(&#39; target=&quot;_blank&quot;&gt;&#39;);
document.write(&#39;&lt;img width=&quot;12&quot; height=&quot;12&quot; &#39; + icon + &#39;/&gt;&#39;);
document.write(&#39;&lt;/a&gt;&#39;);
</script>
</li>
</b:loop>
</ul>


この変更をしないとき、何が起こるかは次を見ればわかる。先に、blog のデフォルトの書字方向が ltr の場合の例をあげ、次に rtl の場合の例を掲げる。none は何も対処しないとき、 data:blog.languageDirection は対処したときの表示だ:
    none
  1. 日本語اللغة العربية (123)
  2. اللغة العربية日本語 (123)
    data:blog.languageDirection
  1. 日本語اللغة العربية (123)
  2. اللغة العربية日本語 (123)
    none
  1. 日本語اللغة العربية (123)
  2. اللغة العربية日本語 (123)
    data:blog.languageDirection
  1. 日本語اللغة العربية (123)
  2. اللغة العربية日本語 (123)
[ヒント: マウスで文字列をいろんな始点からいろんな方向へドラッグしてなぞってみると、どういう順に字が繋がっているかがわかるよ。それから、アラビア語でも数字は左→右に書く。]

実は、私の使っているテンプレートにはこの多国語対応は実装されていた。しかし、余計なところで書字方向を指定するというバグ入りだったからそれは除去してある。このバグは、「書字方向によって括弧のグリフは自動的に反対向きになる」という知識のない人の仕業だった。「なぜ同じ向きの括弧が2つ現れるのか」を、かわいそうに、悩んだに違いない。ほらほら、日本語だって、横書きと縦書きで、テキストデータそのものは同じなのに、括弧(や、句読点などの約物)のグリフだけは自動的に置き換わるようになってるでしょ?

(日本語ブログに於ける需要、少なからむ…。)

意味があるんだかないんだか。(笑)

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次に。

テンプレートを読んでいたら、それぞれの投稿 post 毎に data:post.timestampISO8601 という属性が参照できることが分かった。

上と同じクリボウさんのところに、投稿とか更新の時期で絞ってフィードを受けるパラメータが書いてあった。なるほど、 Blogger は ISO8601 での時刻表記を検索キーにしていたんだね。(書いたあとでわかった:実は、世の中のフィードと言われるもの全般がそうみたい。なにせ RFC3339 がある。汗)

さて、Blogger にはコンテンツの表示方法が3通りある。簡単に説明しておこう。

(1) index 表示: 「ホーム」、あるいは、「ホーム」から「前の投稿」「後の投稿」だけを踏んで辿り着く表示。コメントとバックリンクの内容は表示されない。この状態で「前の投稿」「後の投稿」を踏むとオーナーの設定した記事数で機械的に index 表示される。 (注: Blogger 関連の古い文献では index ではなく main 表示という名で同じものを呼んでいる。)

(2) item 表示: 1つの投稿への permalink (別のサイト上に書かれたリンクなど)、または、記事の最後にある「Links to this Post」とかいうやつ、「アーカイブ」の特定の1つの投稿へのリンク(オーナーが HIERARCHY モードに設定している場合に限って存在)のいずれかを踏んだ直後の表示。1つの投稿だけが表示され、コメントとバックリンクの内容が表示される。この状態で「前の投稿」「後の投稿」を踏むと1つの投稿だけが item 表示される。

(3) archive 表示: 「アーカイブ」「ラベル」の中から投稿の集合(実際には要素が1つかもしれない)を表すリンクを踏んだ直後、あるいはそこから「前の投稿」「後の投稿」だけを踏んで辿り着く表示。コメントとバックリンクの内容は表示されない。この状態で「前の投稿」「後の投稿」を踏むと元の分類になるべく沿って archive 表示される。

以上により、大昔の投稿を index 表示させるには「ホーム」から延々と遡る以外に方法は存在しないことが分かる。多大な努力が必要だ(笑)。他の表示にはどの表示からも、より簡単に辿り着ける。つまり、index 表示は他の表示の上流にある。

今日は、その上下関係も解消してみた。

具体的には、 item 表示のみに存在する部分(コメントとバックリンクの内容の部分)の直上にを追加した(この素敵なアイコンそのものはヒトミンさん作成の素材だ。ありがとうございます)。このボタンは、 現在の item 表示を index 表示に切り替える機能を持つ。パッと見にはコメントとバックリンクの部分が縮むだけ(この blog に限っては一番上にもちょっと変化がある)。しかし、縮んだ後で「前の投稿」「後の投稿」を踏むと、 item 表示と index 表示では挙動が違う。

試してみよう: 場合1: この記事の直後にが見えているとき。あなたは今 item 表示だ。ボタンを押してみよう。 index 表示になり、ボタンが消える。

場合2: 記事の直後にボタンが無いとき。あなたは今 index か archive 表示だ。記事の上下にある投稿時刻、あるいは、記事の下の 「Backlinkとコメントを見る」を叩いてみよう(これは Blogger にもともとある機能だ)。 item 表示になり、ボタンが出現。

場合 1, 2 のそれぞれで、「もっと古い記事へ」とか「もっと新しい記事へ」というリンクも踏んでみると、違いがもっとよく分かる。

以下、プログラミングの細かい話。

このボタンを実装する際には「±1秒で挟んで自分自身を検索する」という方法をとった。 JavaScript で ISO8601 の時刻の加減算ルーチンを書く必要があったのだが、ぶいてくさんのところが参考になりました。ありがとうございました。

Blogger では投稿時刻を「分」の単位までしか指定できない。それにもかかわらず、検索のキーは「秒」の精度をもつ。これはおそらく、複数の投稿が同一時分になることがあると考えた仕様だ。だから、この部分で手を抜いて max-results=1 とやってはいけない: index 表示に変更したときに自分自身が検索結果から抜け落ちる可能性があるからだ。というわけで、実際のコードは以下だ。

<b:if cond='data:blog.pageType == &quot;item&quot;'>
<div>
<script type='text/javascript'>
var msToISO8601 = function (m) {
var sprintf = function (s) {
return (&#39;0&#39; + s).replace(/.*(..)/, &#39;$1&#39;);
}
var d = new Date();
d.setTime(m);
return (&#39;000&#39; + d.getUTCFullYear()).replace(/.*(....)/, &#39;$1&#39;) + &#39;-&#39; + sprintf(d.getUTCMonth() + 1) + &#39;-&#39; + sprintf(d.getUTCDate()) + &#39;T&#39; + sprintf(d.getUTCHours()) + &#39;%3A&#39; + sprintf(d.getUTCMinutes()) + &#39;%3A&#39; + sprintf(d.getUTCSeconds()) + &#39;Z&#39;;
}
var newdate = Date.parse(&#39;<data:post.timestampISO8601/>&#39;.replace(/^(\d{4})-(\d{2})-(\d{2})T(\d{2}:\d{2}):(\d{2}|\d{2}\.\d+)([+-Z])(.*)$/, &#39;$1/$2/$3 $4 UTC&#39;)) + 1000*RegExp.$5;
if (RegExp.$6 != &#39;Z&#39;)
newdate -= Date.parse(&#39;1970/01/01 &#39; + RegExp.$7 + &#39; UTC&#39;)*parseInt(RegExp.$6 + &#39;1&#39;, 2);
document.write(&#39;&lt;a href=&quot;/search?&#39;);
document.write(&#39;updated-max=&#39; + msToISO8601(newdate + 1000));
document.write(&#39;&amp;&#39;);
document.write(&#39;updated-min=&#39; + msToISO8601(newdate - 1000));
document.write(&#39;&quot;&gt;&#39;);
document.write(&#39;&lt;img src=&quot;http://sites.google.com/site/onecotravel/icons/shut_01.gif&quot;/&gt;&#39;);
document.write(&#39;&lt;/a&gt;&#39;);
</script>
<span style='font-size:x-small;color:#999999;'>この下を閉じる</span>
</div>
</b:if>


(ソースコードを HTML 化するにあたり、 Peter Palfrader さんの Code to HTML converterの出力を現代風(?)に加工して使いました。特記して謝意を示します。Special thanks to Peter!)

これをテンプレートの
<b:includable id='post' var='post'>
の閉じタグ
</b:includable>
の直前にコピペすればよいはず。

この機能も需要が少なそう。でも、どっかから大昔の記事に飛んで来た人を、それに近い日付の記事たちにも手早く誘導できるのは確かだ。

index, item, archive の表示の仕方の区分は、実は、この作業が終わるまでぼんやりとしか理解してなかった。でも、分かってしまうと、仕様がよく練られているなあと、感心。 Blog にカレンダー(と、関係ないが、トラックバック機能も)は要らない。創造性豊かな Blogger の開発者たちに大拍手!

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2009年3月11日14:24デバッグ: IE の JavaScript では substr() の引数に負数が使用できないことが判明 (IE7でもダメ)。しょうがないので、たとえば substr(-2) と書きたいところを replace(/.*(..)/, '$1') にした。
2009年3月13日16:02デバッグ: Unicode の正しい対応に誤りがあった。記事中の解説もそれに合わせて変更した。
2009年3月15日22:22デバッグ: UTC の地域で Blogger は data:post.timestampISO8601 に +00:00 を表す Z を使っていることが判明。正規表現を手直しした。